新VAIO Tのベンチマーク。。。
本日より、展示開始の、2012年夏VAIOたち。
早速、VAIO Tの11、13実機で、ベンチマークを比較。
●それぞれのスペック
T11 | T13 | |
CPU | Core i7-3517U | Core i5-3317U |
メモリ | 4GB | ← |
ストレージ | SSD RAID 256GB | HDD500GB(5,400rpm) +SSD32GB |
●VAIO T搭載のSSD
↑SANDISK X100 を搭載。
●VAIO T搭載のHDD
日立(←旧社名。現在、HGST)HTS5450A7E380(7ミリ厚/5400rpm/500Gバイト)これに加えて、SSDがキャッシュ用として搭載される。
●ストレージのベンチマーク
HDDのほうは、もちろん、SSDとのハイブリッド(ISRT)の効果がでまくりの状態。ちなみに、、、
↑HDD単体でのベンチマーク。(どっかのサイトから拝借したものの、出所が不明に;)
さて、この結果を見ると、、、
通常使用で重要になってくる、512kと4Kのリードタイムが、SSD、HDDで、差がほとんどでていないのがわかる。
HDD+SSDのISRTによる、キャッシュ効果絶大といえそう。
もちろん、使用中は、リードばかりじゃなく、書き込み時には、がくっと体感速度が落ちるのは当然。
●Windows エクスペリエンスインデックス
※T11が速いんじゃなくて、冒頭の仕様どおり、搭載CPUが違うため。誤解なきよう。
※メモリ数値が悪いのは、容量も含めて、数値化する計算方式のため。4GBじゃなく、8GBにすると、数値は上がる。
↑ちなみに、、、歴代Zと比較しても、、、VAIO Tは、すごい数値をたたき出していることがよくわかる。
↑もひとつ参考までに、現在のZシリーズの初代機。もちろん、i7。
T11のほうはこれと同じ数値。どうりで、さっくさくに動くわけだ。
●起動時間とか、、、実測してみた
T11(SSD) | T13(HDD+SSD) | |
起動時間 デスクトップ表示→ネット接続 |
16.5秒→23.0秒 | 21.5秒→26.5秒 |
シャットダウン | 10.0秒 | 16.0秒 |
スリープ入るまで→ スリープからの起動時間 |
15.0秒→5.0秒 | 29.0秒→5.0秒 |
※各5回計測後、平均。最小単位は0.5秒とした。
※Rapid Wakeはどちらも、有効
ポイントは、スリープ導入時間。
SSDの15秒に対して、HDD+SSDは29秒。そして、、、この数字をそのまま鵜呑みにすべきじゃないのがポイント。
SSDは、駆動部分がないため、スリープ入ってる最中でも、そのまますぐにカバンに入れても無問題だが、HDDのほうはそうはいかない。29秒きっちり待ってから、移動させるべき。
ということで、実際のリアルな使い方としては、スリープ導入時間は、SSDは0秒、HDDは29秒と言ってもいいだろう。
ちなみに、RapidWakeが有効になっている場合、スリープ導入時、作業中のデータを記録しているため、時間が少しかかってる。反面、データが保存されているおかげで、バッテリーが消耗しても、データが消えることはない。
要するに、スリープモードと休止モードをMixさせたのが、Rapid Wake。
●まとめ
ショージキ、、、Core i5でも、十分速い!
ショージキ、、、HDD+SSDでも、十分速い!
ってことで、、、
Core i5-3317U(第3世代=Ivy Bridgeは必須だよね)、8GBメモリ、
320GBHDD+SSD、3年ワイド
これで、93,800円。
↑一つのオススメカスタマイズと言えるよねぇ。安っすいよねぇ。
これを基準に、15,000円プラスして、i7にしてもいいだろうし、ストレージ容量があまりいらないなら、SSD128GBにしてもいいだろうし。
この2点の変更を追加すると、123,800円。VAIO PやXも、最初は、こんな価格だったよね。
あとは、、、10,000円アップして、13型にするか?
11 or 13。。。後日、検証するつもり。
おしまい。