VAIO購入の際に「Sandy Bridge」搭載モデルをオススメする理由

インテルの第二世代Coreプロセッサー「Sandy Bridge(サンディ・ブリッジ)」を搭載したVAIOはとっても高性能。写真編集や動画編集、ゲームなどのヘヴィな作業はもちろん、ネットやメールなど普段使いにも軽快に動作し、ストレスなく趣味や仕事に没頭する事が出来ます。

Sandy Bridgeを搭載しているモデルとしていないモデルを比べると、価格的な差はありません。そんなわけで、今VAIOを買うなら、Sandy Bridge搭載モデルを是非とも選びたい所なのです。

従来プロセッサーより飛躍的に高性能化したSandy Bridge

Sandy Bridgeというのは製品の開発コード名で、インテルの第二世代Coreプロセッサーのこと。第二世代というだけに、第一世代にあたるプロセッサーもあり、Sandy Bridgeはそれら一世代前のプロセッサーと比べて、基本的な処理性能の改良はもちろん、グラフィックス機能の充実により映像処理にも強くなるなど、飛躍的に進化しています。

Sandy Bridgeから新たに開発された特長的な機能として、「ターボブースト・テクノロジー2.0」「HDグラフィックス3000」があり、特にターボブースト・テクノロジー2.0は要チェックの機能となっています。

★プロセッサーの処理速度を一時的にアップさせる「ターボブースト・テクノロジー」がさらに進化した「ターボブースト・テクノロジー2.0」

一世代前のCoreプロセッサーから搭載されている「ターボブースト・テクノロジー」は、プロセッサーの性能を効率よく発揮させ、一時的に本来の性能以上の処理スピードで動作してくれます。ハイビジョン動画の編集やゲーム等々、ヘヴィに作業するとき、あるとないとで大違い。

Coreプロセッサーはひとつのプロセッサーの中に、2個又は4個の"コア"が組み込まれており、そのコアは各自別々に動作します。これにより複数のソフトウェアを起動しているときや、複数コアに対応したソフトウェアを使用する際、分担作業で効率よく作業出来るようになっています。人間でも、1人で仕事するより複数人で分担作業した方が、はかどりますよね。

こういった複数コアのプロセッサーは、様々なソフトをがっつりと使いたい場合に有効ですが、そんな複数コアのプロセッサーにも、まだ改善出来る点がありました。実は、2個や4個のコアを搭載していても、使用状況や使っているソフトウェアによって、常にすべてのコアが動作するというわけじゃないんです。

せっかく4個のコアを搭載しているのに、場合によっては1個のコアだけで動作する場合もある。この時、使われていないコアを有効活用出来ればもっと効率的だ、と言うことで開発されたのが、「ターボブースト・テクノロジー」です。

ターボブースト・テクノロジーは、プロセッサーがいくつかのコアを使用しておらず、動作に余裕があるとき、使用していないコアを一時的に停止状態にし、すべての力を動作中のコアに注いでくれるというもの。

これによりプロセッサーは一時的に、本来設定されている性能(クロック数)を越えるスピードでの動作が可能になり、さらに効率がアップ。特に、ひとつの作業に集中したい写真や動画の編集作業中などに、効果が期待出来ます。

Sandy Bridgeに搭載されている「ターボブースト・テクノロジー2.0」は、これをさらに改良したもので、最終的に引き出される動作スピードが向上しています。

一世代前のプロセッサー「Core i5-480M(2.66GHz)」とSandy Bridge「Core i5-2540M(2.60GHz)」を比較すると下記のようになります。

  • Core i5-480M 通常クロック数(2.66GHz) → ターボブースト時(最大2.93GHz)
  • Core i5-2540M 通常クロック数(2.60GHz) → ターボブースト時(最大3.30GHz)

購入の際は、実際のクロック数だけじゃなく、ターボブースト時のクロック数もチェックしておきたいところです。

★グラフィックカードがない場合の映像処理をサポートしてくれる「HDグラフィックス3000」

高い映像処理の性能が必要な3Dゲーム等は、グラフィックカードがほぼ必須。グラフィックカードが搭載されていないパソコンの場合は、もう諦めるしかない・・・・・・。そんな問題を解決してくれるかもしれないのが「HDグラフィックス3000」です。プロセッサー(Sandy Bridge)に映像処理用の技術が搭載された結果、グラフィックカードがないパソコンでも、ある程度の映像(主に3Dゲーム)をスムーズに表示出来るようになり、その性能はエントリークラスのグラフィックカードと同等だとか。

と言いつつ、3Dゲームをしたい人はグラフィックカードを選べばいいし、今のところ、Sandy Bridgeが選べるVAIOにはすべてグラフィックカードが標準搭載されているので、出番はなさそう。

やっぱりSandy Bridge搭載モデルを選びたい

ターボブースト・テクノロジー2.0の開発などで性能がアップした、第二世代Coreプロセッサー「Sandy Bridge」。やっぱり今から買うならSandy Bridgeを搭載したVAIOの方がいい!で、現行のVAIOでSandy Bridgeが選べるのは下記5シリーズ。どれも個性的なモデルになっています。

VAIO Cシリーズ[14型ワイド]

  • Core i3-2310M(2.10GHz)
  • Core i5-2410M(2.30GHz)
  • Core i5-2540M(2.60GHz)
  • Core i7-2620M(2.70GHz)

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VAIO Cシリーズ[15.5型ワイド]

  • Core i3-2310M(2.10GHz)
  • Core i5-2410M(2.30GHz)
  • Core i5-2540M(2.60GHz)
  • Core i7-2620M(2.70GHz)

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VAIO SBシリーズ

  • Core i5-2410M(2.30GHz)
  • Core i5-2520M(2.50GHz)
  • Core i7-2620M(2.70GHz)

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VAIO Fシリーズ(3D)

  • Core i7-2630QM(2GHz)
  • Core i7-2720QM(2.20GHz)
  • Core i7-2820QM(2.30GHz)

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VAIO Lシリーズ

  • Core i3-2310M(2.10GHz)
  • Core i5-2410M(2.30GHz)
  • Core i7-2630QM(2GHz)
  • Core i7-2720QM(2.20GHz)
  • Core i7-2820QM(2.30GHz)

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価格的には、一世代前のCoreプロセッサーを搭載したVAIOと比べても、Sandy Bridge搭載モデルがめちゃくちゃ高いというわけでもなく、VAIO Cシリーズ等はむしろお手頃な価格設定に。それならやっぱり、より性能のアップした「Sandy Bridge」搭載モデルを選びたいところです。

ちなみにVAIO Zシリーズなんかは、Sandy Bridge搭載モデルが出てくる前までは、究極のVAIOモバイルと言えたのですが、VAIO SBシリーズ等の登場により、性能的にはお株を奪われがち。次期モデルとして、VAIO Zシリーズにも「Sandy Bridge」が搭載される事を待ち望んで、今は購入を控えているという人も、たくさんいるのでは。

そんなわけで、そういった各VAIOへの愛着がなければ、断然Sandy Bridge搭載モデルをオススメします!

ソニーストア

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