予想以上に売れちゃってる、FEレンズ SEL50M28(FE 50mm F2.8 Macro)

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FEレンズ SEL50M28(FE 50mm F2.8 Macro)ソニーストア価格54,630円+税

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いきなり冒頭の写真は、10円玉の等倍撮影。

FEレンズでは、待望の50mmマクロレンズ。ツァイスでもGでも、ましてや、GMじゃないから、FEレンズの中では、かなりお手頃な価格。
90mmGマクロは、料理など、テーブルに座っての撮影では、ちょっと焦点距離が長すぎる。。。という声もよく聞いてて、被写体が近めのマクロ撮影では、まさに最適のレンズだ。

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開梱レビューするほどでもなく、付属品もなにもなく、本体にキャップに取説類。

AF/MF切り替えのフォーカスモードスイッチ、フォーカスホールドボタン、制限なし、無限遠~0.3m、0.3m~0.16mを切り替えるフォーカスレンジリミッターと、十分な機能。

焦点距離:50mm
開放f値:2.8
絞り羽根:7枚
レンズ構成:7群8枚
最短撮影距離:0.16m
最大撮影倍率:1.0倍
焦点距離イメージ:75mm
フィルター径:φ55mm
大きさ:最大径φ70.8mm、全長71mm
質量:約236g

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↑紫:非球面レンズ、緑:ED(特殊堤分散)レンズ

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インナーフォーカスではなく、繰り出し式。
繰り出し面に、倍率や距離表示がされてる。複数の被写体を同じ倍率で撮影して、大きさ比較するときなんかにはすごく重宝する。
さて、ちょっとここで注意が必要なことが。
普通のレンズよりは、被写界深度が浅く、微妙なピント合わせが必要な、マクロレンズ。そのため、より繊細なフォーカス調整ができるように、フォーカスリングは、2周と3/4回転でやっとフォーカス全域を移動できる。実際に等倍撮影してみると、そのありがたみがよくわかる。全神経を指にそそがなくても、多少ラフなリング操作しても、大きくフォーカスが動かないから、微細な操作が楽にできる。
ってことで、AF時も、フォーカス全域を移動させるには通常のレンズよりは時間がかかる。これを、フォーカスが遅いと言われるのはちょっと違うかなと。

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↑50mmだからこそ、かなりコンパクト。

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↑F10 等倍

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↑F6.3 等倍

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↑F2.8 開放

「寄れる」って本当に撮影欲を満たしてくれるね。純粋に面白くて。
MFでフォーカスは等倍に固定して、被写体との距離だけを調整して撮影。マクロならではの撮影が、とにかく楽しい。
やはり、非ツァイス、非Gってことで、点光源ボケなどは、少々甘いが、十分楽しめるレベル。マクロと言えば、絞って使うことが多いが、90Gマクロほどではないにしても、開放にしてのマクロ領域外の通常距離撮影でも十分使える。50mm標準レンズとして、常用もOKってわけだ。
価格と撮影品質を考えると、非常にコスパが高いレンズというのが、撮影してみてよくわかった。

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