ソニーのデジタルペーパー「DPT-S1」って、知ってる?

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デジタルペーパー「DPT-S1」ソニーストア価格98,000円+税

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発売されたのは、2013年12月・・・。なんとなく知ってるという人や、全く知らないという人も多いのでは?当ブログでは、一度もご紹介したことがないにも関わらず、時々、当サイトを経由して購入してくれてる方がいらっしゃるし、気にはなってた製品だったり。
簡単に言うと、A4サイズのPDFビューワー。
実は、ソニーさんが開発を発表したときから、気にはなってたものの、まともにさわったことすらない、店長野田。
先日、ソニー銀座ビルで、ほぼはじめて実機をさわらせてもらったので、簡単にレポートしてみる。

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DPT-S1は、A4サイズのPDFビューワー。
画面は、ソニーの電子書籍リーダー端末の「Reader」同様の電子ペーパーで、このDPT-S1で採用しているディスプレイはE Ink社の電子ペーパー「E Ink Mobius」。16階調グレースケール。13.3型1,200×1,600。ほぼA4サイズの書類がそのまま表示できるというのも大きな特長。電子書籍には非対応なのは要注意。

また、電子ペーパーの特長として、超スタミナ性能というのは忘れちゃいけない。「Reader」もそうだが、画面切替時や文字入力時以外は、ほぼ電力消費がないため、約3週間のバッテリーライフなのだ。ちなみに、フル充電は2.5時間という早さもポイント。

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↑付属の専用スタイラスペンで、ささっと書いてみたんだが・・・。非常に異質。いや、正確には、自然なのだ。画面へペンで書くというと、「あのツルツル感触」を思い描いてしまうが、そもそもタッチパネルのガラスじゃなくて、電子ペーパーを採用したディスプレイのため、非常に紙に近く、逆に異質に感じてしまったのだ。とにかく、書きやすい!本当に紙に書いてるような錯覚に!

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↑ボディ自体は、358gという超軽量で、薄さは6.8mm。
画面面積はほぼA4サイズで、この軽さ薄さは、持ってみると、正直、衝撃的。

これだけ、軽量コンパクトなボディに、どれくらいのPDFファイルが収納できるか、計算してみる。
まず、内蔵メモリーから。容量は4GBで、ユーザー使用可能領域は約2.8GB。PDFファイルが1枚約1MBと計算すると、、、約2,800ファイル収納できる。
また、microSDにも対応しており、32GBのmicroSDを併用したとすると、32,000枚のファイルが追加収納できる。合計で34,800ファイルという、なんだかよくわからない量だ。一般的にA4コピー用紙は、1枚あたり約4gといわれてるから、、、4g×34,800ファイル=約140kg。これが、400g足らずのDPT-S1に収納できることに・・・。

これら、PDFファイルは、どういう風にデータ転送するかというと。
DPT-S1に用意されてるインターフェースは、、、
・WiFi
・microUSB
・microSD
この3つの方法を使って、PCなどとデータのやりとりが可能。

また、microUSBでPCと接続時、DPT-S1の画面をPCへ表示が可能。そのPCから、大型ディスプレイやプロジェクターなどへ出力することで、大画面表示も可能。もちろん、PDFファイルへのペン記入表示もOK
(無料の専用ソフトが、ソニーから提供されている)

以上、簡単にさわっただけでも、ビジネスユースには武器になるガジェットだと感じた。あとは、、、価格。ちょっと違和感ある価格であるのは正直なところ。ペーパーレス化、A4サイズが実寸表示可能という大画面、ボディは薄型軽量、PDFファイルへ直接ペン入力可能。この辺は、ニッチながら、相当魅力を感じる人はいるはず。となると、それなりに売れてるのは、納得できるか。。。
実機をじっくりとさわってみたいなぁ・・・。

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