レコードプレーヤー「PS-HX500」で、ハイレゾリッピングしてみた。
数あるレコードプレーヤーの中からこの「PS-HX500」を選ぶからには、ハイレゾリッピングしないと、イミナシっ!
ってことで、↑この、ハイレゾリッピングソフトのHi-ResAudioRecorderを使ってビシバシとリッピングしちゃうぜ!
>Hi-ResAudioRecorderのダウンロードはこちら
Hi-ResAudioRecorderは、DLすればインストすれば、あとは、PS-HX500をUSB接続するだけ。
その際、PS-HX500は、↑電源オンにする。ちなみに、、、ONは電源オンで、ターンテーブルは回転しなくて、33 or 45のみ、それぞれの速度で回転する。
じゃぁ、電源オンいらねぇんじゃないか。っていう気もするが、、、それは後ほど。
では、早速リッピングを。
↑まず最初にやるべきことが、メニューバー→ファイル→設定での、リッピングフォーマットの選択。
ここで指定したフォーマットで、いきなりリッピングしてしまうため、リッピング後にフォーマット変換はできないので、ここ、重要!
で、ここでちょっと不満なのが、、、下位フォーマットでリッピングしたものを上位にはできないってのはわかるが、せめて、上位→下位には、ソフト上でできてもいいんじゃないだろうか?2種類のフォーマットでリッピングしたいときは、2倍の時間が。。。なにせ、、、
「レコードリッピングは、もちろん、等倍」
だから。60分のレコードを、2つのフォーマットでリッピングする場合は、120分必要なのだ。別の変換ソフトをわざわざ起動しないと、フォーマット変換できないのはちょっと・・・。
で、このフォーマット設定だけすませば、あとは、昔ながらのダビングと似たようなもん。両手使って、PCとPS-HX500をほぼ同時操作♪なんか懐かしい。。。
では、リッピングしてみる。
まず、Hi-ResAudioRecorderの録音ボタンをクリック。最後の確認用に、「録音開始」ボタンが出てくるから、それをクリックできるように構えつつ(エンターキーでもOK)、、、レコードのリッピングしたいところへ、針をそっと落とし、、、録音開始ボタンをぽちっ!
あとは、、、のんびり待つだけ。
このとき、PCからも遅延した音が流れてくるから、待ちの間、レコードを楽しむなら音を切っとかないとね。
Hi-ResAudioRecorderは、自動チャプター機能なんかはないから、録音終了後、編集してやる必要がある。
それと、、、録音終了時、注意点が。
録音完了とするか、一時停止とするか。このソフト、結構、融通がきかなくて。
録音完了すると、あとは、編集して書き出すだけしかできなくなる。録音継続ができないのだ。だから、A面終わったときに、録音完了すると、もう編集書き出しになってしまう。まとめて、B面も録音したければ、必ず、一時停止にするべし。そのときには、ターンテーブルの回転を止めないといけないが、電源スイッチは、必ず、オンに!スタンバイにすると、ソフト側が機器が切断されたと感知して、強制的に録音完了にしてしまう。
さらに、注意点が。
録音完了後は、、、書き出しという最後の作業まですべて終わらせるべし。一時保存ができないから。つまり、、、書き出しせずに終了させると、再度、最初から録音作業が必要ってこと。んー、ちょっと改善してほしいなぁ。録音作業だけすませて、PC前に長時間座れるときに、まとめて編集したいんだよなぁ。タイトルとか曲情報はどうにでもなるけど、曲間の調整なんかは、書き出し後にやるの大変だからなぁ。ちょっとここらへんが、レコードリッピング作業をさらにめんどくさくさせてしまって残念。
↑1曲目の頭をマークしたところ。
では、録音作業が終わって、マーク追加という、曲間調整作業をするところから。
録音終了後は、スタートマークと、エンドマークだけが付けられてるから、曲ごとのスタートとエンドをマーク追加していく。音声波形が表示されてるから、思ったほどは手間がかからない。が、あまり操作性はよくないから、市販されてるビデオ編集ソフトのUIを見習って欲しいかな。
また、マーク名が、1~はじまる数字となってるのもちょっとわかりづらくて。
1曲目の頭をマーク。これは、マーク1。1曲目の最後をマーク。これは、マーク2。
2曲目の頭をマーク。これは、マーク3。え?2曲目なのに、マーク3???
ってことで、3曲目の頭はマーク5!!!。4曲目の頭はマーク7!!!
マークの番号では、どれが、何曲目かは判断難しいぞ。
全曲分マーク追加が終わったら、今度は、書き出し・・・
↑これ、1曲だけをリッピングし、書き出しボタンをクリックしたところ。書き出す曲を選択したり、曲情報を入力したりする。
ここで必要なのは、前後のいらないところを除いた、マーカー1-2の部分のみ。
見ての通り、マーカー欄で、判断するのはちょっとわかりづらい。かといって、ファイル名でもムリ。曲の長さを見て判断するのがよさそう。
くれぐれも、不要なところを書き出して、必要なところは省いてしまった。なんてことにはならないように。
この画面では、書き出す曲を選ぶ他は、アルバム名やアーティスト名、トラック名、トラックアーティストを入力する。アルバムアーティストと、トラックアーティストはすべて同じことが多いだろうが、オプションボタンから、一斉に自動コピーすることができる。また、トラックタイトルを入力すれば
、それをファイル名へコピーすることもできる。日付使ったファイル名じゃわからないもんね。
他のソフトを使って、曲データを入力するのもいいが、ここでまとめてやったほうが楽だと思うので、がんばろう。
以上、曲選択、データ入力ができたら、あとは書き出しだけ。これは、あっという間に終わる。CDクオリティでも、DSDでも、大差ないと思われる。なんせあっという間なので。
↑今日は、ブラザーまちゃが、先日ライブ行ってきたという、Keishi Tanakaという人のレコードをリッピングしてみた。(個人的には、全く知らないアーティスト)
DSD、24bit/192kHz、16bit/44.1kHzの3パターン。
やはり、明らかに、16bitのものだけ、劣る。
このレコードにも、CDを超える音が保存されてるってことだろうか。
続いて、、、スタッフのりぴー持ち込みの、ふるーーーーい、クラシックのレコードを聴いてみたが。リッピングするまでもなく、レコードを聴いた時点で、相当、CDよりも劣っていた。これに対して、はじめてリッピングした、星野源アルバムYELLOW DANCERは、同タイトルのCDよりも、音質がよかった。レコードによって、かなり音質に差があるんだね。
なので、なんでもかんでもレコードのほうが音がいいと期待して、買い漁るのは、注意が必要だろう。
比較的新しい年代で、CDとレコードをほぼ同時リリースしてるタイトルなんかは、それを意識した収録してるだろうから、ハイレゾリッピングは期待していいのかも?CDリリースしか考えてなく、ハイレゾ未満のデジタルマスター収録なんかだと、、、レコードにしても、ハイレゾにしても、、、期待できないんだろうなぁ。
ハイレゾをリリースしているタイトルはどうだろう?そもそもレコードを購入する意味があるんだろうか?ハイレゾとレコード、両方リリースしているタイトルがそもそもあるんだろうか?
ハイレゾタイトルがかなり豊富になってきた今、CD、MP3ダウンロード、レコード、、、どれを購入するか、選択肢が多くて困りそう。
ということで、レコードの買い方については、いろいろ意見あろうだろう。店長野田は、今のところ、、、「CDはあるけど、ハイレゾがリリースされてない、楽曲」を中心に、CDよりも高音質な、ハイレゾリッピングができると期待しつつ、吟味してレコードを買っていこうかなと。とまぁ、音質を期待しつつも、レコード特有のパチパチノイズは、ソフトで簡単に除去できるけど、レコードらしくて、いいかなぁと思ってたり。
まとめてみる。
・PS-HX500は、、、ハイレゾリッピングが最大の特長。この機能いらないなら、他のプレーヤーでいいかと。
・録音状況がいいレコードは、まじで、ハイレゾクオリティのリッピングが可能。ただし、レコードの音質(録音状況)は、聞いてみないとわからない。
・ただでさえ手間のかかる、レコードのリッピング。専用ソフトの使い勝手向上に期待。
明日は、、、ヤフオクで落としたレコードの、「We Are The World」が届くから、リッピングしてみる。他にも、入札参加中♪
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当店ブログ
>世界初!レコードをDSD5.6MHzなどでハイレゾリッピング可能な、レコードプレーヤーPS-HX500発表!!!ソニーストア価格54,880円。4月16日発売。
>ステレオレコードプレーヤー「PS-HX500」供給不足に関するお知らせとお詫び
>レコードプレーヤー「PS-HX500」がやってきた!