萌えないVAIOだから「VAIO S11」はだめなのか?(ソニーストア大阪で実機見てきた)
ショッキングなタイトルだけども・・・。
まず最初に。
店長野田は、VAIOファンです。正確にはソニー印のVAIOファンです。でも、ソニー印がなくても、、、萌えるVAIOが出れば買います。その最初のVAIOが、VAIO Zでした。
じゃ、それ以外のVAIOは?例えば、Fit。いいパソコンだけど、萌えるVAIOとは感じないので買いません。ただ、それだけ。萌えるか萌えないか。そんなモノサシでパソコン買うのもいいよね?^^;
ということで、じゃぁ、VAIO S11はどうなのか?
全く萌えないんだよね;;
萌えないポイントは、ものすごくたくさんある。
・底面。
いきなり底面が気になるのか?って自分でも思ったけど、もう気になったものはどうしようもなく。
冒頭の写真。樹脂は樹脂でも、もうちょっとどうにかならなかったんだろうか?もう、だれがどうみても樹脂。誤解して欲しくないけど、樹脂がだめなんじゃなくて、安っぽく見えるのが嫌だってこと。実際、天板やキーボード面はなかなかの仕上がりで。こういう、目に付かない底面といっても、持ち運ぶ時にはどうしても手触りが気になってしまう。
・持った感 。
樹脂のざらざら感の底面も気になるけど、やっぱさぁ、分厚いんだよね。はじめてVAIO505買ったときは、あまりの感動に、意味もなく持ち運んだもんだ。持ち方も、、、「抱える」んじゃなくて、当時は、505じゃなきゃできない「つかむ」感じで。
あの感動はないよね、この薄さ、そして、重量じゃ。
・VGA。
↑ここは、やっぱりHDMIでしょ?
いや違う。ビジネス用途としてならVGAを選ぶべき。だから、この選択は正しい。でも、、、やっぱり。。。HDMIも搭載されてるなら救われてたけど。HDMIは非搭載;;
で、VGA搭載するからには、そのどうしようもなく不細工な端子をどうにかしないといけなく、最大限の努力で上手にまとめられてるけど、やっぱり、デッパルよね;;
・見た目。
↑Pro11|red editionを持ち込み、並べてみたけど。。。やっぱりモノ足りない。
red editionと比較するのは少々酷だけど、現行VAIO Zと比較しても、ちょっとさびしい。
以上、、、萌えるVAIOが欲しい人間が見た、「VAIO S11」の1stインプレッション。
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ここまでで、パソコンに求めるものが根本的に違うスタンスの人は、「何言ってんだこいつ」状態だろうけど。
ここからは、がらっと切り口を変えて、萌えるVAIOとしてじゃなく、VAIO社が唱える「ビジネス全方位コンパクト」というパソコンとして見てみたいと思う。
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『仕事用PCに求めるものとは・・・?』
●使いやすいこと。。。
効率よく仕事をこなすには、心地よくタイピングしたい。
VAIO Pro13|mk2に通ずる、屈強なボディによる、しっかりとしたキーボード。ぺこぺこした頼りないキーボードで打つときのような不快感は皆無。がんがんキー入力が進む感覚。そのくせ、ペチペチペチパチン!といった、激しいタイピング音はしない。
うっさいタイピング音って、ほんとに周りに迷惑で。その上、迷惑かけてると思うと、気を遣いながらのタイピングになって、それこそ集中できない。自分の職場でも、隣の席の人のタイピングって案外うるさいから、やっぱり気を遣ってしまうことも。
キーボードと同様に重要なタッチパッド。
実際に操作してみると驚くはず。感度がいい。やさしーく触れるだけでもしっかりと反応。もちろん、一昔前のPCのごとくしっかりと圧をかけて操作しても無問題。マウスがあるに越したことはないが、屋外利用だと意外とマウスを使うスペースがなかったりする。電車の席の折りたたみ式机なんかは特に。
また、誤動作しない「ノーミスタッチパッド」というフレコミも、うそじゃなかった。 相当チューニングに時間かけて作り込まれてる印象だ。
↑キーボードとタッチパッドの操作感をさらに向上している陰の功労者が、これ。
画面開くと、自然と持ち上がる、「チルトアップヒンジ」。適度な傾斜で非常に使いやすい。ボトムが浮くから、端子が分厚いVGAケーブルでも難なく接続できるだろう。
↑有線LANポートは絶対ありがたい。ノートPCならWiFi対応は今やあたりまえ。有線LANはそうでもないけど、あるかないかで、出先でネット接続できるかどうかの不安が一気に軽減される。しかも、ネット環境がないところでも、LTE搭載モデルなら、自動接続してくれる。あたふたすることがなくなるのだ。
↑VAIO S11のPVに、VAIO開発部長として実名登場してる、手塚とおるさんも、この店にWiFiがないとご立腹(笑)
USBポートは左右に配置されてる。設計上、まとめるほうが楽なんだろうけど、一カ所に集約されてるよりは使い方の幅が広がるから。
また、VAIO初のUSB Type-C端子搭載というのも安心。
とにかく、接続端子やらケーブルやらでいろいろ頭悩ますことは、ビジネスマンとしては避けたい。。。強いて言うなら、USB→HDMIのアダプターは、場合によっては用意しておくと完璧だろう。プロジェクターにつなぐならVGAのほうが鉄板だろうが、会議室に置いてある「テレビ」につなぐなら、HDMIのほうが鉄板だから。
↑電源スイッチがわかりやすい。電源状況も一目でわかるし。某VAIO Zは、側面にちっこいのがあるだけで。電源いれるときは、手探り。たまにのぞき込みながら。見た目かっちょいいから不満なわけじゃないけど。急いで電源入れたいときには、ちょっとね。
ってことで、だれがどうみても、わかりやすい電源スイッチに好印象。
●安心できること。。。
↑強い!とにかく、強い。こんな持ち方しても、安心の強度。
なんちゃらッツノートも真っ青の、多様で厳しい耐久試験に裏付けられた、信頼。
↑開発部長、、、9時から終電まで働きっぱなしだそうです(笑)
スマホ感覚で使える、15時間ロングバッテリー。
そういや、、、「ば、VAIO充電させてくださいっ!」って言って、県外から来られたビジネスマンの方が、青ざめた顔で駆け込んできたこともあったな^^;
15時間使えるなら、そういうこともなくなるんだろうな。
↑ハイスピードSSD搭載のS11で、SSDベンチ走らせてみた。そりゃ、速いわな。
最近、速いっていわれても、当たり前のように感じるけど。。。
どうだろうか?仕事用PCとして、大きな不満があるだろうか?これだけ揃ったPCは他にないんじゃないだろうか?
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ソニーストア大阪にて、じっくりと実機を見させてもらって、、、それでもなお、全やっぱり萌えない。
ところが、仕事用PCとして見てみると、印象はがらっと変わった。仕事、作業に没入するには、不便、不満、不快、不足、、、それらを排除し、「快適」だけが必要なのだ。煩わしいことは考えたくないはずだ。
↑もうね、、、VAIO社の思うつぼ^^;
ソニー時代のこのクラスのVAIOには、なかったコンセプト。VAIO typeGが少し似てたくらいか。
「快適なPC使用」を最優先し、その弊害になるものは、たとえ萌えるポイントでも、取り入れない。快適さを損なわない範囲で、デザイン、重量、サイズ、質感をうまく追求し、、、その結果、生まれたのが、「VAIO S11」なんだろうなぁ。と、一人、開店前のソニーストア大阪で、しみじみと感じた、店長野田なのでしたぁ。。。
ってことで、萌えるVAIOが大好きな多くのVAIOファンの皆さん。萌えないから、尖ってないから、だめなVAIOなんて言わないでね。これは、そこを追求したVAIOじゃないんだから。
「快」が仕事の生産性を高める。
このキーワードにピンと来た方は、、、検討してほしい。。。
そういう方にはすこぶるオススメなVAIOなので。
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>ソニーストア VAIO S11ページはこちら
>「快」につい
て、VAIO社ページで、手塚とおるさんが体張った動画公開中
>VAIO初のSIMフリーLTE搭載の、11.6型VAIO S11、、、誕生!
>萌えないVAIOだから「VAIO S11」はだめなのか?(ソニーストア大阪で実機見てきた)
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>VAIO S11、、、LTEモデルが大変な納期に(泣)
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