これは、買いだっ!モバイルプロジェクター「MP-CD1」実機レビュー!!!
モバイルプロジェクター MP-CD1 ソニーストア価格45,880円+税
昨日、国内発表されたばかりの、大注目モバイルプロジェクター「MP-CD1」。早速、実機に触れるチャンスがっ!!
猛烈に興奮しつつ、ごりごりとさわってきた!
率直に、タイトル通り、、、買いだ!
では、まず、昨日のおさらいも兼ねて、基本スペックから。
●モバイルプロジェクター「MP-CD1」基本スペック
・サイズ重量:幅83.0×厚さ16.0×高さ150.0(mm)、約280g
・光源:LED(寿命 約50,000時間)
・投射方式:DLP
・起動時間:約5秒
・明るさ:105ANSIルーメン
・内蔵電池容量:5,000mAh
・連続投影時間 約2時間(ACアダプターから、USB-C端子への給電使用可能)
・充電時間:約2.5時間(3.0A充電時。1.5A充電時は約4時間)
・映像入力端子:HDMI(MHL対応)
・音声出力端子:3.5mmAUDIO OUT
・内蔵スピーカー:モノラル 1.0W
・電源入力端子:USB-C(最大3.0A)
・電源出力端子:USB(5V 1.5A)
・無線:WiFi非対応、Bluetooth非対応、NFC非対応
発売前にして、いきなり、iF Design Award 2018受賞してます。。。
↑付属ケーブル一式。HDMIケーブル(1m)、USB-Cケーブル(1m)、microUSB→USB-C変換アダプター
↑ケーブル以外の付属品、本体ケース。結構丁寧な作りに仕上がってて驚いた。
↑特に、フタもなく、本体をそのまま滑り込ませるだけの収納方法だが、なにせ、ジャストサイズのため、適度な摩擦で、じわーとしまい、じわーと取り出す感じ。
↑端子類(左から、電源/機能ボタン、USB-C INポート、USB OUTポート、HDMI入力端子、スピーカー(ヘッドホン)出力端子)は、すべて↑こちら側に集約されているため、ケースにいれたまま、充電給電が可能。
ところで、電源ボタンじゃなく、機能ボタンと兼用になってる理由はと言うと。。。
●電源/機能ボタンの働き
以下の条件で、ボタンを押すたびにトグル式できりかわる。電源操作は長押し。
・映像信号入力中:標準の明るさ←→明るい (正確には、標準画質←→ダイナミックピクチャーが切り替わる)
・映像信号未入力時:スピーカー音声ミュート←→ミュート解除
とまぁ、オンかオフだけ!みたいな、明るさも音量も、超割り切った調整のみ。特に音声なんかは、、、映像ソース側で、調整しろや!っていう考えだ。
↑本体ケースに話をもどして。
高級感があるし、MP-CD1自身の擦り傷防止、周りの機器への擦り傷防止にもなり、実用的だったりもする。
↑端子類の反対側面は、手動式のフォーカススライドキーのみが、配置されている。プロジェクター投射時の設定は、このフォーカス調整のみといってもいい。本体を水平に保てない場合は、自動的に傾きを検知し、台形補正をかけてくれるため。このフォーカススライドキーだが、、、もう少しストロークを長くして、微調整しやすくして欲しかった。誤動作防止用の意味でも、キーの固さはこれくらいでいいが、動作が少々敏感すぎるのだ。ストロークを長くすることで、もう少しラフに調整できるはず。
↑この小さなレンズから、想像以上のパワフルな映像が投影される。カバーレスのむき出しだが、直径が小さく、少し奥まっていることもあり、故意に指を突っ込んだりしない限りは、問題ないだろう。
↑底面。スリット部は、光学エンジン部分の冷却ファン用。三脚ネジ穴がアンバランスな位置にあるのは、、、後ほど「予想」解説を。
↑電源ランプの隣にあるバッテリーランプは、点滅の仕方で残量を知らせてくれる。1回点滅×2=0~30%、2回点滅×2=30~70%、3回転滅×2=70~100%。
この辺は、ソニーのモバイルバッテリーから踏襲。
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では、実際に、投射してみよう。
↑今回、あえて、雑誌の付録の、頼りなさげなミニ三脚を使ってみた。見ての通り、三脚位置がセンターにないため、見た目不安定に見える。実際は、MP-CD1自身が、軽量なため、倒れることはないが。
MP-CD1は、無線機能は一切対応していないため、必ず、唯一の映像端子である、HDMI端子にケーブルを接続する必要がある。ということで、ケーブルを接続すると、むしろこのほうがバランスがとれて、安定する感じがする。。。そこまで考えての設計なのかっ!?
実際に電源を入れてみる。実測したわけじゃないが、確かに、5秒起動というのは、うそじゃない。プロジェクターを使ったことがある人なら、この起動速度は、相当早いと感じるはずだ。
そして、、、明るさ、、、写真じゃわからんわっ;;
ちょうど、A4サイズくらいで投射してみたけど、、、明るいのよ、まじで。普通の部屋の明るさでも、十分使えるレベル。
↑んじゃまぁ、MHLケーブル使って、スマホの画面を投影してみようか。。。
さて、ここで、問題発覚。
もちろん、スマホは、Xperiaだが、、、
MHL対応しているのは、なんと、XperiaZ5系までなのだ。
Xperia X Performance以降は、MHL非対応という・・・涙。
ってことで、Xperia Z3 Tablet Compactと、Xperia Z4 Tabletを使ったが、どちらも、問題なく投射できた。
↑Xperia Z3 Tablet Compactを並べたところだが、その画面と比較すれば、明るさがだいたい伝わるかと。ほんと、かなり明るい!
↑Netflixから、アニメ「七つの大罪」を投射。。。
そこそこ凹凸のあるクロス張りの壁なので、細かく見ると、映像がでこぼこしてるが、まぁ、気にせず視聴できるレベル。
↑次に、A4コピー用紙を置いてみた。映像がぐっと締まり、明らかに画質が向上したのが見てとれる。
それぞれ、映像に近づいて見てみる。
↑壁紙直接投射。
↑A4コピー用紙に投射。
壁紙の方は、もともとの壁紙の柄がわかるし、そもそも、色が正しくない。
A4コピー用紙に投射すると、より解像感が増し、色再現も、より正しい。
プロジェクターシアターでは常識だが、スクリーンをけちるとろくなことがない。まさにそのとおりの結果に。
MP-CD1視聴時、スクリーンなしのケースがほとんどだと思うが。それでも、できるだけ、真っ白に近く、なるべく表面が平滑なものに投射することで、より明るく、より高画質で楽しめる。ただ、ホワイトボードなど、反射しやすいものは、あまりよろしくないので。
ここまでは、A4サイズ程度の画面サイズで視聴したが・・・。
真っ暗な部屋が確保できるなら話は別だが、、、そこそこの明るさのもと、会議で、しかも、100インチでとなると・・・無理でしょ。会議用の最近のプロジェクターは、暗いものでも、2,000ルーメン以上はあるだろうから、そもそも比較するのがおかしい。暗いところでの視聴が前提だから、明るさがあまり重要じゃないとされる、シアター用プロジェクターでも、1,000ルーメン以上だし。
このMP-CD1は、そういう使い方じゃぁないよね。
スペックとしては、
↑となっているが、個人的に、思い浮かぶシチュエーションでは、40インチくらいが、リアルなサイズじゃないだろうか。そう考えると、このMP-CD1の、全体的なスペックは、めちゃくちゃ、アリだと思う!
ところで、、、どうしても、Xperia X Performance以降の「MHL非対応」スマホ&タブレットで、映像を出したい!
「Miracast使おう!」
知ってる人も多いとは思うが、WiFiを使った、ディスプレイ伝送規格のことだ。
スマホ&タブレットだけでなく、ノートPCでも対応しているものが多い。
「テレビへキャストする」なんていう言い方で、普段から使い慣れた人も多いかもしれない。
「Miracast対応のドングルでワイヤレス視聴する!」
↑この方法でイケル!!!!
ドングルを、MP-CD1のHDMI端子に接続し、ドングルの電源は、MP-CD1のUSB端子から供給してやるのだ。
↑Miracast対応ドングルを接続したところ。ケーブルが見苦しいけど^^;
金額を問わなければ、もっとスリムなものもあるはず。ものすごくたくさんの種類が販売されてる、Miracastドングルは。
↑HDMI端子と、給電用USB端子が隣り合わせで、ドングルに給電するのには、ベストな位置だ。
今回使用したドングルは、、、
>AnyCast ドングルレシーバー HDMIWiFiディスプレイ Wi-Fi iOS、Android、 Windows、MAC OSシステム通用 CE RoHS認証
amazonでの購入価格2,900円。
ドングルをMP-CD1に接続後、、、Android端末から、「スクリーンミラーリング」を選択し、名称「anycastXXXX」ってのを選ぶだけ。すぐに、MP-CD1に、Android端末の画面クローンが、映し出される。めちゃくちゃ感動!
ちなみに、、、スクリーンミラーリング中、Andoroid端末は、無線LANの電波を使って接続しているが、同時に、WiFiネット通信ができる端末と、できない端末があるので、ご注意を。
ちなみに、Xperia Z3 Tablet Compactも、Xperia X Performanceも、スクリーンミラーリングしながら、WiFi接続できました。。。
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さぁ、モバイルプロジェクター「MP-CD1」の全体像が、だいたい理解できたところで・・・。
「おれ、営業マンなんだけど。ノートPCの映像を、客先でのプレゼン時に、大きく写せるじゃん!営業成績あがるぜ!!!」
とか、、、思った人もいるかも。
が、、、店長野田敵には、
「なんか、すげぇぜこれ。一応、念のため、万が一のため、、、1台持っといたほうがよくね?プレゼン?いや、そんなの仕事ではやらないし。いやさ、持っとけば、普段は、モバイルバッテリーとして使えるっしょ?で、いざというときに、なんか、映像投射できるでしょ。で、ついでに、ドングルも持っとけば、無線で映像飛ばせるし。ほら、、、ほとんどアウトドアとかはやんないけど、万が一のときに、活躍しそうじゃね?万が一・・・いざというときに・・・念のため・・・」
とか、、、伝説のVAIO Pを買った人が、「うぉおお、このPCすげー。買っちゃおう!」と勢いで買ってから、「このPCなにに使おうか?」って、あとで考えて、「いやいやいや、なにに使うとかそういう問題じゃないでしょ。一台は持っとかないといけないPCでしょ?」
的な感覚で買っちゃいそうなやつじゃないかと思う、今日この頃なんだけど?
画質、明るさ、サイズ、重量、スタミナ、機能、価格。。。
これらが、徹底的に吟味され、すごいこだわりのもと、ぜい肉をそぎ落とし、必要不可欠なものだけを研ぎ澄ませた結果、完成したのが、MP-CD1じゃないか!?
んー、結構、この文章時間かけて書いてるけど、実機映像みたら、こんな説明いらねぇとか、言われるんだろうなぁ。って心配してしまうほど、生映像は、すばらしいんすよ?
おしまい。。。
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モバイルプロジェクター MP-CD1 ソニーストア価格45,880円+税
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