本日発売。ソニーのデジタルペーパー「DPT-RP1」。実機を軽くさわった感想を。。。
デジタルペーパー DPT-RP1 ソニーストア価格79,800円+税
静かぁに注目されていた、デジタルペーパー「DPT-RP1」が、本日発売!
前モデルも好評だったが、少々お高く、「ものはいいけど、高嶺の花」という製品だった。その前モデルも確か昨年の夏、79,800円に値下げし、注目されたが、すぐに品切れ。そして、フェードアウト。惜しむ声もある中、ようやく、待望の新モデルの登場に!
今回のモデルチェンジでは、値下げした前モデルからお値段据え置き!
しかも、画面解像度アップ、内蔵ストレージ増大、処理速度アップ、WiFi規格ac対応、画面サイズ据え置きながら、縦横厚み重量すべてにおいて、コンパクト化!
とまぁ、ハード面でも言うこと無しの、大幅進化。
ただ、残念なのは、前モデル同様、対応ファイルはPDFのみ。jpgくらいは対応してくれても・・・というのが正直なところ。さらに、リーダーストアの書籍に対応してくれていたら、歓喜!なんだが。
ってことで、先日、、、ソニーストア大阪で、実機を軽くチェックしてきた。
が、、、たまたま、近くで仕事してて、早く終わったのでふらっと寄ってみただけで、ソニーショップとしての取材申し込みなしのため、写真撮影はできてない。なにより、時間が10分だけしかなかったので、ほんとさらっと。以下、オフィシャルサイトの写真を引用してるので。
↑最も気になるところだけど、疑う余地のない、視認性の高さ。電子ペーパーならでは。前モデルから、解像度もアップしたことも相まって、日本語の複雑なフォントも、はっきりと視認できる。「発光物」を見てるわけじゃないから、本当に目に優しい。もちろん、暗いところでは紙同様、「明かり」が必要。まさに、紙を見るごとくの風合い。昨年、電子ペーパーのフルカラー技術が開発されたと聞いているので、近い将来、カラー対応機が登場されるんじゃないかと、期待大。
↑書きやすさもバツグンだった。これも、液晶では再現できない、「ノンスリップパネル」による、紙ライクな手触り&書き心地。新開発のスタイラスペンの芯の効果も大きそうだ。その書きやすさで、PDFファイルに、直接がしがしと書き込むのは、想像以上に便利だと思う。
データのやりとりは、さすがに、時間がなくて試せてないが、「Digital Paper App」というアプリで「ペアリングしたパソコン」とのみ、連携できるようだ。インターフェースとしては、WiFi、Bluetooth、USBが用意される。
PCから転送できるファイルは当然PDF限定となるが、「デジタルペーパーDPT-RP1へ印刷する」という感覚で、PDF転送ができるため、「印刷する」ことができるアプリからなら、すべてのファイルがPDF転送できるのだ。
例えば、、、jpgは非対応ながら、PCで写真を開いて、印刷操作で、PDFにして転送すれば、写真を見ることも、その上へ手書きすることも可能ということ。
ただ、この機能は、Windows10と、MacOSのみ対応とのことだが、、、少しひと手間かかるが、フリーソフトなんかでも、印刷時にPDF出力できるものもあるから、実質、他のWindowsでも同様のことはできるってことだね。
連携は、ペアリングPC限定ということで、大切なデータを抜き出されることを防げる。また、NFCも搭載しており、FeliCaカードや、おサイフケータイをかざすことでロック解除が可能。セキュリティも万全だ。
PC連携では、「同期」も可能。PC側で予め指定したフォルダや、ファイルサーバー、クラウド上のストレージとの同期が可能。その都度のファイル出し入れが不要になるわけ。
デジタルペーパー「DPT-RP1」は、法人向け製品のため、どこの電器店でも購入できるわけではないが、ソニーストアでは、個人でも他のソニー製品と同じように購入が可能。
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