「MDR-M1ST」を、いろんなバランスケーブルで試聴してみた

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大好評のモニターヘッドホン「MDR-M1ST」。本体ポテンシャルが高く、さらに、ケーブル交換可能となれば、いろんなケーブルで遊んでみたくなるといもの。今回は、、、MDR-1AM2付属のアンバランスケーブルなど含めて、6本を試聴してみた。

目次

試聴したケーブル

基準(?)MDR-1AM2付属アンバランスケーブル

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そもそも、アンバランスケーブルなので、これを基準にするのもどうかと思うし、このケーブルが気の毒とも思えるけど・・・。
が、付属とは思えない、なかなか高品質のケーブル。ソニーさんこだわってらっしゃる。
まぁ、普段からそれなりの機器で、バランスで、、、とそんな試聴環境だと、どうしても、このケーブルだとモノ足りないね^^;

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ちなみに、この1AM2付属ケーブルは、M1ST付属ケーブルや、BriseAudioさんのネジロック対応ケーブルとは、プラグ形状がかなり違う。1A系のケーブルは、端子根元部分が特殊。1A系側端子の中に潜り込むような仕様になっているため、フツーの4極3.5mmプラグでは、差し込んでも届かない。そのため、M1ST付属ケーブルは、1A系には使用できないのだ。

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↑M1STには、1A系ケーブルは使える。ネジ部分がちらっと見えたままになるが、使用上問題はなし。

MDR-1AM2付属バランスケーブル

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2,000円!破格のお値段。付属ケーブルだから、量産効果も手伝ってお安くできているんだろうけど。
やはり、バランス接続だけに、左右の分離感や、音の立ち上がりはいい。付属のアンバラケーブルとは比べものにならない。
当店オンラインショップでも、IER-Z1R付属ケーブルと並んで、非常に売れ行きのいいケーブル。

ソニー純正キンバーケーブルMUC-S12SB1

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このケーブル以降は、ぐんとお値段があがるが、さすが、それにふさわしいクオリティが楽しめる。
キンバーケーブルシリーズは、ふくよかな低音が特徴だが、このMUC-S12SB1も同様。
すでに、MDR-M1STは、低音に定評があるが。MUC-S12SB1により、キレが加わるような印象。M1STを純粋なモニター用途で使う人には、少し違和感あるかもしれないが、音楽鑑賞向けで、少しモノ足りないという人には、ハマるかもしれない。
ボーカル域は、クリアだが、輪郭は少し柔らかめの印象。

BriseAudio製STD001HP

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MDR-1A用として開発された、BriseAudio製ケーブル。
モニター系ヘッドホンと比較して、はなやかな高音のMDR-1A系。その高音を変にいじらず、上手に活かした感のあるケーブル。

キンバーケーブルMUC-S12SB1よりは、少し控え目の低音。
高音は、すーっと伸びていく印象。

BriseAudio製BriseHP for MDR-M1ST(1.3m)

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品名に「for MDR-M1ST」の文字が含まれているとおり、MDR-M1ST専用のケーブル。ネジロック対応も大きな特徴。1A系には使用できない。
MDR-M1STの、聞きやすい低音を、よりクリアに聴かせてくれる。対して、高音は、BriseAudio製STD001HPよりは少し、ほんの気持ち、おとなしめ。ボーカルも気持ちよく聴かせてくれる。艶やかだ。高音重視なら、BriseAudio製STD001HPのほうがいいかもしれないが、全体的には、こちらのほうがM1STにぴったりはまっている。

(番外編)BriseAudio製UPG00Ref.8wireFE + E4UA製MMCX変換アダプター

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間にアダプターはさむのがどうかっていう気もするが、やはり、圧倒的な種類の、MMCXケーブルを使えるメリットは、とてつもなく大きい。っていうか、楽しい!

そして、今回は、あろうことか、当店でも驚くセールスを記録した、通称「8芯」の、最終バージョンを使ってみた。。。

BriseAudioさん曰く、

「イヤフォンリケーブルUPG001シリーズのトップエンドUPG001Ref.イヤフォンリケーブルの8芯とした全モデルをブラッシュアップさせた最終バージョン」

という、すんごいケーブルなのだ。(価格も・・・)

こんな使い方する、M1STオーナーさんはいらっしゃらないと思うけど。
まぁ、機会あれば、実際に聴いてみて欲しい。
全域に渡って、圧倒的な情報量、解像感、キレ。モニターヘッドホンにどうなのよ?という気もするが、単純にモニター系の音が好きだけど、楽しく聴きたい。という方には、、、購入はすすめないけど、間違いなく楽しめる!と。

(番外編その2)店長野田オーダー品 BriseAudio製「BriseHP for MDR-M1ST ネジロックなしVersion」

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「Brise HP for MDR-M1ST」、、、そのクオリティの高さは十分わかった。
それだけに、M1STだけじゃなく、1A系にも、そのクオリティの恩恵を!!!
と思い、BriseAudioさんと話してたら、、、

「MDR-1Aと共用出来る仕様でお出しすることも可能です」

とまぁ、そんな大変なことを、さらっとおっしゃって・・・

「個人的に、興味ありありなので、是非、1本作ってください!」

なんて流れで、オーダーしてしまった^^;

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↑ネジロックなしと、ネジロックあり。

MDR-1AM2で試聴していたが、やはり、BriseAudio製STD001HPとの比較は、M1STのときと同じだ。
個人的には、この2本を気分次第で、M1STで聴く、1AM2で聴くと、4パターンで使い分けたい感じ(贅沢^^;)

※ネジロックタイプと金額は同じとのことで、ご興味あれば、お声掛けください。

まとめ

やはり、BriseAudio製の2種類が推しだろうなぁ。M1STの良さが、自然に感じられる。MDR-CD900STよりも、低音の聴き取りやすい、MDR-M1ST。それを上手に底上げしてる感じがする。
一応、気になる点としては、、、タッチノイズ。ここは、キンバーに軍配。ネジロックすることで、気持ち抑えられるが。

MMCXケーブルや、2pinケーブルとは違い、汎用性はないだけに、何本も買う感じではないと思われる、MDR-M1ST用ケーブル。ながーく付き合うヘッドホンにもなるだろうから、慎重に「1本」を選んでほしい!

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