介護老人福祉施設に、音声アシストシステムを導入。。。
4月開所予定の、とある地域密着型介護老人福祉施設へ、音声アシストシステムを設置させていただいた。
これまで、ホームシアターを中心とした、ホームオートメーションシステムを構築してきたが、今回のシステムは、その応用版。
ホームオートメーションシステムよりは、はるかにシンプルな操作項目だが、29と部屋数が多く、かつ、本システムの最大の特徴でもある、「29部屋一斉にコントロール」する、という点では、少々複雑なシステムとなる。
↑建物は、1フロア29部屋という構造。
音声アシストシステムは、施設のスタッフさん向け。日々の作業で、手が塞がっていても、照明、カーテン、窓の操作を、リモコンやスイッチを使うことなく、「声」でできる。秒単位ながら確実に作業時間短縮&効率アップが期待できる。
さらに、29部屋全室まとめての一斉操作を「声」で行うこともできる。
非常時には、29部屋全室の窓とカーテンを一斉に開けることで、換気も可能。
システムのハード構成は、各部屋AIスピーカーとスマートリモコンのみという、極限までシンプル。
操作項目もシンプルにすることで、操作は声のみで行うことが可能で、スマホすら不要。(スマホはメンテナンス時のみ使用)
音声認識の精度に、大きく依存してしまうのが、音声システムの弱点。滑舌が悪い、声質、などなど、「機械」の認識は、まだまだ、人間には遠く及ばない。が、完全ハンズフリーで操作ができることで、なにか作業しながらの同時操作が可能になったりと、メリットも大きい。
各機器のリモコンに取って代わるわけではなく、音声アシストシステムと併用することで、日々の作業効率アップに期待ができる。