ソニーストアで買える、SIMフリーXperia「Xperia1」「Xperia5」実機レビュー<その2 ベンチ、カメラ、音楽>
●Xperia 1 ソニーストア価格79,000円+税
分割払の場合:々3,600円(税込)、1回目のみ4,100円(税込)
ブラック/パープル
●Xperia 5 ソニーストア価格69,000円+税
分割払の場合:月々3,100円(税込)、1回目のみ4,600円(税込)
ブラック/グレー/ブルー/レッド
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前回の<その1>の続き。。。
今回の<その2>では、ベンチマーク、カメラ、おサイフケータイ、音楽再生をチェックしてみる。
●ベンチマーク
Xperia 1、Xperia 5共通スペック
・Qualcomm Snapdragon 855
・6GB/128GB
Xperia 1Ⅱが発売されるまでは、フラッグシップスペックだった。
ベンチマークアプリ「ANTUTU」を使って、Xperia 1、Xperia 5ともに、連続3回測定した結果。
基本スペック同じなので、見ての通り。似たようなもん。
測定中でも、びっくりするような発熱もなかった。
超ハイスペックを要求するようなゲームなどを除き、非常に快適に使用できるスペックだ。
※店長野田は、現在、ドコモ版Xperia 1を使用しているが、速度面では全く不満なし。
●カメラ
↑Xperia 1
↑Xperia 5
両機種共に、3レンズ搭載で、焦点距離も同じ。レンズ位置はそれぞれ異なる。
リア:
52mm(望遠):有効画素数約1220万画素/F値2.4
26mm(標準):有効画素数約1220万画素/F値1.6
16mm(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.4
フロント:
有効画素数約800万画素/F値2.0
3レンズの切替は、画面のズームアイコンで。タップするたびに、「×1」(標準)、「×2」(望遠)、「W」(超広角)と、トグル式に切り替わる。
また、音量ボタンや、画面ピンチ操作で、×1~×10まで0.1刻みでズーム操作できる。広角はアイコンタップのみ。
ちなみに、純正アプリ(静止画用アプリ カメラ、動画用アプリ Cinema Pro)以外では、望遠と超広角は使えないと思われる。いろんなカメラアプリを試したが、標準レンズ以外使えるモノが見当たらなかった。
●静止画
では、パスタ料理サンプルを使って、静止画撮影をチェックしてみよう。
どれもほぼ最短撮影距離で撮影したつもり。
↑Xperia 1 16mm
↑Xperia 5 16mm
↑Xperia 1 26mm
↑Xperia 5 26mm
↑Xperia 1 52mm
↑Xperia 5 52mm
カメラも、全く同一性能の様子。
両機種とも16mm撮影以外は、自動で「料理」と認識し、「料理」モードになった。そのせいか、なかなかおいしそうに撮れた。※なにをもって「料理」と認識しているんだろうか。ほんとすげー。
個人的には、16mmレンズでの広角撮影が面白い。
望遠は、、、極端に言えば、近寄ればどうにかなるが。。。あの独特の広視野角での撮影は、広角レンズを使わないと!人間の目では感じられないダイナミックな映像を切り取ってくれる。風景撮影や、ちょっとした小物のあおり撮影など。16mmの広角レンズが搭載されているこのXperiaたちは、面白い。
両機種共に、物理シャッターボタンがあるから、よりカメラライクな撮影ができる。また、消画スタンバイ状態でも、シャッターボタン長押しで、カメラモードが起動する。が、昔から思ってるが、他のアプリの起動状態などに左右されるのか、Androidの限界なのか、、、カメラアプリが起動してから、レンズからの映像が表示されるまでの時間が、結構マチマチ。安定してスパッと表示して、さっと撮影できるようにならないものか。。。
↑瞳AFも、一度使えば、手放せない。
↑ぼけ撮影用のアイコンをタップすることで、縦スライドが表示され、それを調整することで、背景ぼけ撮影も可能。
さて、、、ここまで優れたカメラ機能となれば、、、RAW撮影を試したくなるが。
残念ながら、今のところは、 Xperia 1Ⅱだけが「純正カメラアプリ」でのRAW撮影対応となっている。
が、、、他社製カメラアプリでも、「標準レンズ」に限定すれば、RAW撮影が可能。
↑詳しくは、こちらを見て欲しいが、ざっくり言うと、
RAW撮影できるアプリなら、どれでも良さそう^^
↑で紹介しているアプリは、「Adobe Lightroom」。RAWの一種である、「DNG」での撮影が可能。お試しあれ。
●動画
つづいて、動画。
動画機能は、なんといっても、映画品質の撮影を可能にする専用アプリ「Cinema Pro」がすごい。
↑ソニーが誇る、映画用35mmフィルムカメラの表現をデジタルで実現した「CineAlta」を、Xperiaへ継承。
「ソニーの映画撮影用プロフェッショナルカメラ開発チームが画作り、操作画面を監修したシネマ撮影専用機能「Cinema Pro」を搭載。映画さながらの画作り・質感・色表現を楽しめます。 」
↑動画内の、さりげない一言、、、「ポケットに入るシネマカメラ」これに尽きる!
↑Xperia 5の、Cinema Proアプリ画面。
プロジェクト単位での撮影が可能。ここでは、テストというプロジェクト名で、4カットほどヒマワリの動画を撮影したところ。これらカットは、それぞれトリミングして、1つの作品につなげて「Final film」として出力までできる。
写真アプリでおなじみの「アルバム」が、Cinema Proに対応しており、撮影したプロジェクト毎やFinal filmsごとにフォルダー分けされて、プレビューできる。
撮影の設定では、さすがシネマを名乗るだけあって、映画と同じく、24コマがデフォルトになっていたり、Cinema Wide(21:9)撮影が可能だったり。もちろん、レンズは3つとも使用可能。
そして、Look機能が秀逸。予め、色合いや明るさが、8種プリセットされている。中でも、VENICE CSという、Cine Altaフラッグシップモデルの名を冠したLookは、本当に映画っぽい風合い。
Cinema Proアプリで、動画撮影するだけで、気分は、映画監督だ!
●おサイフケータイ
XperiaのSIMフリーモデルは、これまで、海外仕様のものばかりで、当然、日本独自のおサイフケータイには対応してるはずもなく。が、Xperia 5は、SIMフリーモデルながら、おサイフケータイ対応!Xperia 1のほうは残念ながら非対応。
Edy、WAON、Suicaなどなど、、、国内キャリアモデルと全く同じように、おサイフケータイが使える!!!
●音楽再生
Xperia 1、Xperia 5ともに、イヤホンジャックは、非搭載。が、ヘッドホンアンプは搭載されており、Type-C端子から、付属のイヤホンジャック変換ケーブルを使って、出力される。あとは、手持ちのイヤホンをつなげばOK。
↑2機種を比較試聴してみたが、、、大きな違いはなし。というか、スマホもここまで高音質になったんだなぁと、しみじみ。。。
●まとめ
8月18日(火)に、Xperia3機種SIMフリーモデルが予約開始されてから、2週間少々。
Xperia 1、Xperia5はすでに発売となったが、Xperia 1Ⅱの発売は10月30日(金)とまだ先。。。それでも、現時点で、圧倒的にXperia 1Ⅱの注文が群を付いている。が、Xperia 5も、予想を大きく上回る人気だ。やはり、コンパクト、おサイフケータイ、価格、性能と、非常によくまとまったモデルだからだろう。
ソニーストアでは、これら3機種ともに、SIMフリーモデルのネックであった、分割払や落下破損などの補償もしっかりとケアしており、買いやすくなった。また、SIMフリーモデルならではの、デュアルSIM(2つの電話番号、どちらも着信OK)、内蔵ストレージ倍増という点も大きな魅力。
話題の楽天モバイルなど、各社格安SIMも使用可能で、国内キャリアモデルを買う理由もずいぶん薄れてきたんじゃないだろうか?
次回は、大本命「Xperia 1Ⅱ」実機が入手でき次第!!!
その3につづく。。。
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- SIMフリーとは
- SIMカード入れ替え&APN設定方法
- データ移行方法
など、わかりやすい動画が公開中
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