<実機レビュー>PS VRを大きく超える、高画質は魅力。「Xperia View」
Xperia 1 Ⅱ、Xperia 1 Ⅲ専用Visual Headset「XQZ-VG01」ソニーストア価格29,700円(税込)
11月19日(金)発売
※11月6日(土)追記
11月4日(木)公開した本記事。装着性が・・・としていたけど、実際に、体験に来られたお客様方に、こっそりとご協力いただきました。
・お客様まかせで装着いただく
・装着方法をていねいに解説して装着。
と、2パターンで。
結果、、、お客様まかせの場合は、真ん中ベルト含めてぐいぐい締め付ける方ばかり。また、そのまんまの状態でとりあえず、装着という方も。いずれも、「重いよ」というご感想。(その後、しっかりと説明し、装着しなおしていただきました)
一方、装着方法の解説を聞いて体験の方は、重さについては特に指摘なく「すげー」というお言葉。
やはり、PS VRのとき同様、正しい装着が、非常に重要。まだまだ、VRゴーグル系アイテムは認知されてないんだなぁと。
一方、、、コンテンツが・・・。という声も聞こえてきてたが。
ソニーさん的には、「非対応」とはなっているものの、Youtubeにアップされている、VR動画も、しっかりと、楽しめることを確認。この話も、最後のほうに、がっつり追記してみたので、ご一読を。
ということで、Xperia Viewをあげたりさげたりしてる、本記事、、、以下、引き続き、本文をどうぞ^^;
前置き
後発とはいえ、ソニーが出すVRゴーグルだけに、わくわくしながら、実機体験してみたが。
一足早く、ソニーストア各店舗にて実機体験した人たちから、「重い」というネット上での感想をよく目にした。そこらへん含めて、1stインプは以下のとおり。
・重い。とにかく、しんどい。
→真ん中の頭頂ベルトを「緩める」べし!
※VRゴーグルは、正しく装着してこそ!
・メガネ対応幅が狭すぎる
→140mm×50mmまでと、取説に記載されてるが・・・店長野田のメガネはサイズオーバー(泣
・操作性が、一歩間違えると、最悪
→最低限の操作を除いて、いったん、XperiaをXperia Viewから取り外さないといけない・・・
とまぁ、決して、諸手を挙げてバンザイできる製品ではないというのが、1stインプレッション。。。さぁ、この印象がどこまで変わるのか?!
開梱と外観チェック
↑付属品一式。もっといろいろごちゃごちゃ付属してるのかと思いきや、シンプル。
本体の他、収納ポーチ(ソニータグ付き)、ヘッドバンド、フェイスパッド。以上。
ヘッドバンドと、フェイスパッドは、取説にはっきりと、「消耗品」と書いてある。なぜか、収納ポーチも消耗品らしい。。。
↑まず、ヘッドバンドを3箇所のバックルに通してから、フェイスパッドを装着する。
↑フェイスパッドは、面ファスナー(マジックテープみたいなもん)で、ペタッとするだけ。
↑横のスライドスイッチで、ケースをはずし、Xperia 1 ⅡもしくはXperia 1 Ⅲをはめこみ、元に戻すだけ。
ジャストフィットじゃないとだめなので、現在は、この2機種のみの対応となる。
<重要>装着!フィッティング!!!
さて、、、最も重要なのが、ヘッドバンド調整。
↑上から見たところ。
まず、ポイントは、真ん中のベルト。しっかりと装着しようと、ついつい、きつく締めてしまいがちだが、逆効果。
これを締めると、頭真後ろのベルト部分が、頭頂のほうへ移動することで、ますます、お辞儀方向に荷重がかかる。
店長野田は、頭が大きいので、限界まで締めていたが、思いっきりお辞儀方向に荷重がかかり、首が、10分かからず、ギブアップ。思い切って緩めると、真後ろベルトが、首根元くらいまで下がってくるため、ずいぶんマシになる。
って、取説に書いといてくれよ!
真後ろベルトを下げられるだけさげたら、あとは、左右のベルトは、がっつり締める。これで、「重い」と言っていた方々も、かなり、印象変わるんじゃないかと。
↑当店スタッフみっちー。頭の小さな人にとっては、ちょっとしんどそう。しばらく、ごそごそ調整してたけど、手で支えないと、厳しいとのこと。
ということで、真ん中ベルトをぐっと緩め、、、
↑首の付け根あたりまで下げてホールドすれば、、、見ての通り、手で支えなくてもOK!!!!
実機体感して、装着性に不満の人は、是非、一度試して欲しい。大きく印象変わるはずだ!
視聴してみよう!
↑Xperia View装着時の、Xperia 1 Ⅲのスクリーンショット。
必ず、Xperiaで、専用アプリ「Xperia View」を起動して、視聴する。対応コンテンツであれば、↑このように、右目用左目用に左右分割されて表示される。(Xperia View本体に装着すると、Xperiaの近接センサーが働き、はじめて、左右分割表示に切り替わる。という仕組みっぽい)
↑左目側の底面にある、レンズ間隔の調整スライドスイッチで、きっちりと調整するのが大事。
画質は、ほんとに美しい。申し分ない。アプリと、レンズのマッチング、、、そして、レンズ自体も優秀なんだろう。違和感なく楽しめる。「そこにいるような感覚」というのは、嘘じゃない。視界も広いしー。
が、、、やっぱり、重い。ヘッドバンドを綿密に微調整していても、しんどい。これで、ぐるっと360度見回せるような映画なんかは、到底無理。首への負担がきつすぎる。PS VRと重量比較すると、Xperia Viewのほうが、100gも軽い。フロントヘビーというか、後ろは重量物なさすぎるからか。
↑これ、、、真ん中のベルト位置を、重量物のXperiaのところにくっつければ、かなり変わるんじゃない?
脱着は、ケースじゃなくて、スライドしてはめこむ感じにできない?
そして、、、店長野田の、ちょっと変わったデザインのメガネは、サイズオーバーで、外さないとだめ;
まぁ、それでも、意外と、0.3の近眼でも、見えなくはない感じだ。
また、操作性が、かなり微妙。首を振ってカーソル移動は、ちょっとシビアすぎて、イラッとする。やはり、物理キー頼みだ。が、音量ボタンで選択し、物理シャッターボタンで決定するのが、まぁまぁ、やりづらい。というより、そのすぐ近くにある、Googleアシスタントボタンや、電源ボタンを間違って押したら・・・スマホのタッチパネル操作が必要になり、ケースをいったん外すハメに。。。DUALSHOCK4対応なので、お持ちの人は、是非使った方がいい。
非対応コンテンツを試す!
DMMや、360Channel(無料もあり)で、いきなり有料コンテンツを楽しむのは抵抗ある。って人は、Youtubeで試してみては?ただし、非対応となっているだけに、Xperiaで再生操作してから、Xperia Viewに装着という形になるので、ご注意を。
↑Youtubeは、画像の設定項目に、「VRで再生」というのがあるので、「VR非対応」動画含めて、Xperia Viewで楽しめる!!!
「VR非対応」動画を、Xperia Viewで見ると、少し離れたところのスクリーンに映っている。これはこれで、楽しい♪
「VR対応」動画(VRで検索するといろいろ出てくる)は、↑の設定でもOKだが、
画面内に「VRゴーグルアイコン」が表示されるので、それをタップしたほうが早い。
↑YoutubeのVRコンテンツを、VRモードで再生してるところ。
最初にご紹介した、Xperia View対応コンテンツのVRモードでの画面。
見ての通り、Youtubeのものより、画像が大きいため、より高画質に見えるのか?
↑ドコモオフィシャル「Quadratic Playground × YOASOBI「大正浪漫」VR Special Movie」これ、おすすめVR画像。3分少々のミュージックビデオ。
とまぁ、非対応コンテンツのYoutubeは、「VR対応」動画、「VR非対応」動画でも、ものすごく楽しめるってこと。
まとめ
ほんと、画質いいね。没入感ははんぱない。
が、装着性は、いまひとつ、、、いまふたつ、、、いまみっつか。もうちょっとどうにかならなかったもんか。
そして、、、最大の不安が、「Xperia View」アプリという、独自専用アプリありきという点。現時点で、外部サービスの、DMMや360Channelが、対応しているとは言うモノの、やはり、専用コンテンツが、乃木坂46コンテンツのみというのは、将来的に不安でしょうがない。いっそ、PS VRコンテンツに対応したりすれば、また、話は変わってくるとは思うけど。
この手のものは、最後は、コンテンツの充実でしょっ!!!
そんな中、非対応ながら、Youtubeコンテンツが、VR対応、非対応問わず、楽しめるのは、ものすごい、朗報だ!!!
せっかく、Xperiaにはカメラついてるんだから、その映像をスルーして見ることができないのかなとも思ったりした。
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コンテンツは続々、公開予定です。としている、乃木坂46のオリジナルVRコンテンツ「いつか混ざりたいものです」が、11月19日(金)に配信開始予定。配信はXperia View スペシャルサイト、4月30日まで。ダウンロード映像は、9月30日まで視聴可能。
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Xperia 1 Ⅱ、Xperia 1 Ⅲ専用Visual Headset「XQZ-VG01」ソニーストア価格29,700円(税込)
11月19日(金)発売