<実機レビュー その2 専用モニター「Vlog Monitor XQZ-IV01」>「カメラ、極まる」大型1型センサー搭載の「Xperia PRO-I」
●SIMフリー版Xperia PRO-I「XQ-BE42」フロストブラック ソニーストア価格198,000円(税込)
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●Vlog Monitor「XQZ-IV01」ソニーストア価格19,800円(税込)
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実機レビューその2。。。今回は、Xperia PRO-I専用VlogMonitor「XQZ-IV01」をみていってみよう。
発表当初、謎だらけだった、本機。
接続は、Type-Cらしいが、Type-Cで、画像(動画)入出力できるのか?Type-Cだけど中はHDMI信号なのか?Xperia本体の画面がそのまま垂れ流しなのか?微妙に安くないか?
もう、気になってしょうがなかったナゾを、実機さわって解決。
開梱
↑紙モノ以外は、この3点が同梱。本体と、ホルダー、Type-C-Type-Cケーブル。
外観眺める
↑背面。三脚ネジあり。
↑上から。かなり薄型。
↑右側面。電源スイッチ、画面回転ボタン、明るさ調整ボタン(4段階)
↑アナログマイク入力、電源端子(Type-C)、INPUT端子(Type-C)
Vlog Monitorの電源は、Xperiaから供給。電源端子(POWER)にモバイルバッテリーなどを接続すると、Xperiaへ給電(充電)される。
↑Type-C-Type-Cケーブル。特殊なものではなく、市販されてるものと同じ規格。
ただ、ちょっと固い。剛性確保のためとは思うけど。もう少し細くて取り回ししやすいとよりベター。
↑ホルダー。スチール(アルミ?)製で、剛性もあって、安っぽさは一切なし。Xperia PRO-Iを、バネ式ではさんで固定する。ロック機構はなし。上下ともラバーで傷つかないようにはなっているものの、ラバー部をもう少し広範囲にしてくれないと、脱着時に、擦り傷がちょっと心配。もう少し配慮してほしい。
↑ホルダーボトム部には、三脚穴。しっかりと固定できる剛性が確保されてる。
↑ホルダートップ部は、コールドシュー。
↑ホルダーと、本体は、マグネット式で、脱着。ちょーどいい強さでくっつく。
↑やはり、マグネットは、ホルダー側に仕込まれてる模様。
↑コールドシューにアナログマイク接続して、あとは、モバイルバッテリーを接続すれば、フルオプ状態。
動作チェック
●Xperia PRO-Iの「Photography Pro」、「Videography Pro」でのみ対応は、本当か?
→まじっす。
Xperia PRO-I必須。アプリは、「Photography Pro」、「Videography Pro」のみ。Youtube、SNSアプリなどでは一切使えない。
ということで、HDMIでもなく、Type-Cを使った、独自のデータ伝送と思われる。
Youtubeなどの他のアプリに映像データとして橋渡しできる、中間アプリでもあれば・・・
●付属Type-Cケーブル以外は使える?
→使える。
↑手持ちのType-C-Type-Cケーブルつないでみたら、フツーに使えた。
●画面回転できる?
→できる。
↑標準
↑左右反転 自撮りは基本これだよねー。気づかず標準で自撮りしてて、なんか撮りづらいなぁと。。。^^;
↑180度回転
↑180度回転&左右反転
※なお、、、回転反転しても、撮影データには影響なし。
↑無意味な使い方。
フロントカメラも使えるけど・・・
●画面にはなにが表示される?
↑静止画アプリ「Photography Pro」では、バッテリー残量と、AF枠程度。撮影直後には、、、
↑右端に、ちっこくプレビューされるけど、、、全画面表示はできない。
↑動画アプリ「Videography Pro」も、バッテリー残量、マイクレベル、タイムコード、、、と、最低限の情報表示。
まとめ
・24,200円という、純正モニターとしてはお手頃。
・画質は申し分なし
・明るさ調整も4段階で、視認性いい
・画面回転できる
・市販のType-Cケーブルで、自由度あがる。
・Xperia PRO-Iの「Photography Pro」、「Videography Pro」でのみ対応と、使用条件厳しい
・モニタリングできる情報は最低限。
・撮影データのプレビューはできない
・Xperiaからの電源供給のため、バッテリー管理不要
・経由して、モバイルバッテリーからXperiaへ給電できる。
1インチセンサーを使った、高画質撮影がウリの、Xperia PRO-I。
自撮り時には、1インチセンサーが使えない。そのための、Vlog Monitor。フロントカメラを使った自撮りとの画質差は歴然!
ストリーミングできないのは残念だが、高画質自撮りという、目的であれば、ちょっとイイカメラを買うより、持ち運ぶより、、、スマホと兼用もできるし、このスタイルがハマる人もいるんじゃないだろうか?
その3へつづく。