「VAIO S15」は、UHD BD(4K ブルーレイ)が再生できる、最後のVAIOになりそう?

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DVD→ブルーレイ(BD)→Ultra HD ブルーレイ(UHD BD)と、進化してきた、光ディスク規格。
BDでハイビジョン対応となり、UHD BDでは4K対応となった。
一方、VAIO ZやSX14といった、モバイルノートPCですら、4Kディスプレイを選択でき、後は、UHD BDドライブさえ用意すれば、簡単に4K UHD BDを再生できる。と、思うのがフツーじゃないかと。

厳しい動作環境

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実は、UHD BD再生するためのハードルは、想像以上に高い。
その動作環境が、とにかく、厳しいのだ。というか、もう、ほぼ、無理と言っていいレベル。
必要な動作環境で、特に気になるのが以下の2つ。

・Windows10必須(Windows11は、非対応)
・Intel SGX

新OSがだめって・・・。知らずにアップデートして、再生できなくなった。ってパターン多そう^^;
そして、「Intel SGX」、、、これが、最大のポイント。

AV Watch

↑Intel SGXについては、こちらの記事で詳しく解説されているので、興味ある人はどうぞ。

で、このSGXってやつは、なんと、インテルのCore iシリーズ第7世代~第10世代にのみ搭載されている機能!!!!セキュリティ機能らしいが、UHD BD再生時にこの機能を使っているそうな。

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DVDなどの再生ソフトメーカーの「COREL」がリリースしている、UHD BDが再生できるかどうかを調べるチェックツールで、VAIO Zをチェックしてみた。その結果が、↑このスクショ。赤文字が一つでもあるとだめなのでVAIO Zでは、UHD BD再生不可
VAIO Zは、第11世代CPUだから、Intel SGXの項目が、NGになってる。

現在、VAIO S15は、第9世代だが、引き続き併売されている20年モデルをのぞいて、現行VAIOは、第11世代のCPUが搭載されている。
ということで、現行VAIO S15がモデルチェンジすると・・・ほぼ間違いなく、第11世代以降のCPUになるだろうから、UHD BD再生不可になる。

現行VAIO S15なら・・・

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↑VAIO S15で、チェックツール使ってみた。あ、、、店頭展示のVAIO S15は、UHD BDドライブ載せてなかった^^;
第9世代 Core i7搭載だから、SGX機能の項目は、無事クリア。

現行VAIO S15で選択できるBDは、UHD BDにも対応していて、再生用ソフト「PowerDVD UHD BD」もついてくる。あとは、4Kディスプレイを選択しておけば、4KのUHD BD再生が可能だ。

現行VAIO S15の歴史

●2019年4月:
5年半ぶりにフルモデルチェンジ。
VAIO Sシリーズと言いつつ、当時のモバイルVAIO S11や、S13とは、似て非なるデザインだったS15。フルモデルチェンジにより、「VAIO S Line」として、デザインに統一感を持った、今のボディへ劇的に進化した。

●2019年11月:
CPUまわりのマイナーチェンジ。第9世代Core HシリーズCPU搭載&VAIO初のi9搭載のALL BLACK EDITION登場。
S15にALL BLACK EDITION追加されたのも驚きだが、Core i9が搭載されたのは、さらに驚き。

●2020年10月:
4K HDR液晶、Dolby Atmos対応、新色ホワイト追加
これまでの、モデルチェンジの中では、なんだか、ぱっとしないというか、インパクトに欠けるというか、、、PCでHDRが必須なのか?Atmos必要なのか?発表直後は、店頭ご来店のお客様からも、ほとんどリアクションがなかったのも正直なところだが。実は、実機見て、驚愕!!!!是非、実機レビューをチェックしてほしい。

とまぁ、年式としても、いつモデルチェンジとなっても不思議じゃない。PCでの、UHD BDにこだわるなら、早めの決断を。

※おまけ

詳しくはぐぐってみれば・・・。Win11でも、SGX非対応でも、ソフトでどうにかできる可能性もあるようで。チャレンジャーはどうぞ。

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