分解必須の、αのセンサー汚れの話。
めったにみることのない「分解必須のセンサー汚れ」の話。
当店では、がっつりと専門トレーニングを受けた店長野田による、αのセンサークリーニングサービスをご提供しています。
お預かりして、その場でクリーニング作業を行うため、基本、即日ご返却が可能。
が、今回の「分解必須のセンサー汚れ」は、そのセンサークリーニングでは、絶対落とせないというやっかいなやつなのだ!
そんなαに、久しぶりに遭遇。
カメラセンサーには、一部の機種をのぞき、「ローパスフィルター」が搭載されている。
ローパスフィルター(Low Pass Filter、LPF)とは?
CMOSなどのイメージセンサーなどの映像素子の前面に取り付けられているフィルターのことで、イメージセンサーに光が入る前に高域の周波数の信号をカットし、低域の信号のみ通過させます。
これにより、縦模様のノイズ(モアレ)や、本来被写体にない彩色(偽色)の発生を低減させることを、ローパスフィルター効果と呼んでいます。
↑ソニー公式サイトより。
ローパスフィルター内部に混入
ローパスフィルターとセンサーは、接着されてるわけではないため、まれにその間にゴミが入ってしまうこともある。当然、通常のセンサークリーニングでは、ゴミがとれることは絶対ない。判断は、クリーニング作業中や、センサー用ルーペによる目視。とれないからといって、ゴシゴシやって、傷つけてしまわないよう、作業中は、誤判断しないよう神経を使う。。。
分解必須なのは、こういう理由なのだ。
ソニーサービス送り
対処法は、ソニーサービス送りすることのみ。
センサー周りを分解して、きれーに清掃してくれる!!
↑修理品と扱いは同じ。
作業が終わって戻ってきたαに、添付された修理報告書を見ると、
「ローパスフィルター内部への異物の映り込みを確認しましたので、イメージセンサーのローパスフィルター周辺の分解・清掃を行いました。各部動作テストいたしました。」
技術料:11,000円(税込)
という、請求内容。部品代はなく、修理や交換ではなく、分解清掃のみ。
今回は、当店店頭でお預かりして、本日、当店着までが、9日間だった。
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●当店店頭でのαサポート内容
・有料カメラメンテナンス(ソニー製に限る)
ボディクリーニング、センサークリーニング※、レンズ外装クリーニング、接点クリーニング
※センサークリーニングに関しては、お預かりの場合もあり。
・ソニーαバージョンアップ作業
・レンズ体験
・買い換え検討時の店頭での買取ご相談・査定、買取実施(ソニー、他社)
・有料カメラセミナー実施のご相談
価格や予約などは、お気軽に店頭までお問い合わせしてください。