<ひっそり試聴会>日本ディックス製リケーブルを、聴いてみよう!
いろいろご縁がありまして。
今回、日本ディックスさんのご厚意で、リケーブルデモ機をなんと6種類もご用意いただけました。感謝!
日本ディックスさんといえば、、、「Pentaconn」!!!ポタオデ界隈では、知らない人はいない超有名ブランド。
ソニーが、ウォークマンで真っ先に採用した、バランス接続用「4.4mm5極プラグ&ジャック」。そのトップブランドが「Pentaconn」だ。日本ディックスさんが、開発から設計、生産までを手がけた、高品質コネクターだ。
今回お借りしたリケーブル群は、Pentaconnを採用しているのはもちろん、日系オーディオケーブル専業メーカーと共同開発したという導体を、なんと8芯Braid構造にしたケーブルを採用した、贅沢な逸品たち。そして、、、注目すべきは、その価格!異常なコスパのよさ。気軽に、イヤホンケーブルをアップグレードするには、お手頃なのだ。
お借りしてから、じっくりと聴き込んだ店長野田。比較的、どの性格も区別がしやすく、それぞれの特長を語れるようになったので、(在庫あるわけでもなく)販売というのではなく、皆さんの感想を聞いてみたく、ひっそりと試聴会を開催することにした。
ということで、リケーブル6種を価格とあわせて、簡単にご紹介しよう。
その前に予備知識として・・・
・OFCとは・・・無酸素銅。よくオーディオ製品に使われてるやつ。99.96パーセント以上の純銅のこと。
・6N・・・6桁のNINE(9)、、、99.9999%のこと。6N OFCは、99.9999%の純銅。OFCよりさらに純度が高いということ。
・6シリーズ共通の特長・・・1芯当たり50本以上の導体を8芯使用した、8芯リケーブル。しかも、、、しなやか。取り回しが信じられないくらいイイ!
Regulus-レグルス-
Regulus 4.4mm5極 MMCX 6NOFC 銀コート 8芯 Pentaconnリケーブル 26,400円(税込)
6シリーズの中では、価格的にエントリーモデルとなるが、、、侮れないぞ!
中心に低域用OFC、外周に高域用銀コート6NOFCを配置し、深い中低域と自然な高域を実現。
Nox-ノックス-
Nox 3.5mm3極 MMCX 6NOFC 8芯 Pentaconnリケーブル 27,500円(税込)
8芯すべて、6NOFC導体採用。導体抵抗を極限まで抑え、全帯域に渡って元気よく、クリアで緻密な音質を表現。
個人的に、3番目の好み。
Wistaria-ウィスタリア-
Wistaria 4.4mm5極 MMCX 6NOFC 銀コート 8芯 Pentaconnリケーブル 37,400円(税込)
中心に低域用6NOFC、外周に高域用銀コート6NOFCを配置し、クリアな中低域と緻密で自然な高域を実現。
Luna nova-ルーナ ノワ-
Luna nova 4.4mm5極 MMCX 6NOFC(HOT)+純銀(COLD) 8芯 Pentaconnリケーブル 47,300円(税込)
Luna plenaとは、使用材料はすべて同じで、極性を逆にしただけ。
+側(HOT)に6N OFC線材、−側(COLD)に純銀線材を使用し、深くタイトな低音と繊細な高音を実現。
極性を逆にするだけで、こんなに音色に変化が出るのかと。驚き。
個人的に、2番目の好み。
Luna plena-ルーナ プレナ-
Luna plena 4.4mm5極 MMCX 純銀(HOT)+6NOFC(COLD) 8芯 Pentaconnリケーブル 47,300円(税込)
Luna novaとは、使用材料はすべて同じで、極性を逆にしただけ。
+側(HOT)に純銀線材、−側(COLD)に6N OFC線材を使用し、ノリの良い低音と濃密な空間表現を実現。
極性を逆にするだけで、こんなに音色に変化が出るのかと。驚き。
Lilium-リリウム-
Lilium 4.4mm5極 MMCX 純銀8芯 Pentaconnリケーブル 57,200円(税込)
8芯すべてに、4N純銀導体採用。導体抵抗を極限まで抑え、情報量が高く、煌びやかで繊細な中高域の響きに優れる。
個人的に1番の好み。なんか、結局、一番高いヤツが一番好みってのがちょっと悔しい気もするが^^;
おすすめの試聴方法
試聴順番は、↑でご紹介した順が、おすすめ!!
それぞれの音色の特長を参考にしてもらい、1つ前に試聴したリケーブルの違いに注目してもらうと、ものすごくわかりやすい。
店長野田の所感
とにかく、冒頭でも言ったとおり、コスパがすごい。
高品質リケーブルの多くに採用されている、4.4mm5極プラグ「Pentaconn」は、L型OFCモデル。これだけで、1万円のシロモノ。これが、全モデルに採用されている。
お値段のお安いモデルほど、Pentaconnの価格が占める割合が異常に高く、よりハイコスパ感がある。
そして、全モデル、8芯!!さらに、8芯とは思えない、しなやかさ。着け心地も自然だし、ケーブルのタッチノイズも皆無。
1番のお気に入りは、最上位のLilium(57200円)。全域に渡ってよく解像。音の輪郭もほどよく立っているし、とにかく透明感が心地いい。澄んだ高域が特に。
2番手は、Luna nova(47300円)。極性反転のLuna plenaよりダンゼン好み。スピード感というより、どっしりとした低音と、きめ細かい高域がきもちいい。
3番手は、Nox(27500円)。コスパで選ぶなら一番のおすすめ。6NOFCのみで構成された線材は、クセもなく聞きやすい。イヤホン付属のリケーブルや
、1万円前後のリケーブルからのステップアップには、手頃で、間違いない一品。
ということで、是非、ご来店&ご試聴してみてねー。
店長野田が試聴した機材:
NW-WM1ZM2
「NW-WM1ZM2」向けチューニングの「Just ear ソニーストアオリジナル音質モデル XJE-MHRWM1M2」