<実機レビュー>2023年モデルVAIO SX14/SX12シリーズ。VAIO Zを上回る前モデルを、さらにさらに上回るスペック!!!
●VAIO SX14(VJS146シリーズ)(2023年モデル)
「VAIO SX14」199,800円(税込)~
「VAIO SX14|ALL BLACK EDITION」264,801円(税込)~
「VAIO SX14|勝色特別仕様」(数量限定)269,801円(税込)~
●VAIO SX12(VJS-126シリーズ)(2023年モデル)
「VAIO SX12」199,800円(税込)~
「VAIO SX12|ALL BLACK EDITION」254,801円(税込)~
「VAIO SX12|勝色特別仕様」(数量限定)259,801円(税込)~
※価格は、ソニーストア価格
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本日6月7日(水)発表の、新VAIO SX14/SX12シリーズの実機を、早速お借りできたので、実機レビューいってみよー。
お借りしたのは、、、以下の2モデル。
VAIO SX14(アーバンブロンズ):Core i7-1360P、32GB
VAIO SX12|勝色特別仕様:Core i7-1370P、32GB
なんと、勝色特別仕様もお借りできたのだ!!
個人的な話で申し訳ないが、、、歴代VAIO Zはすべて購入してきたが、タイミングがあわず、勝色特別仕様のみ購入したことがなく、さすがに、店頭展示もしたこともなく、、、まじまじと眺める機会が少なく、今回、やや興奮気味^^;とにかく、キレーなのよ。
さて、今回の2023年モデルVAIO SX14/SX12シリーズは、、、ぶっちゃけて、前モデルと比較して、突出した変化があるわけではない。が、前モデルの第12世代CPU搭載に対し、今回のモデルでは、第13世代CPU搭載となったのは、非常に大きい進化だ。VAIO Z亡き今、モバイルVAIOを支えるのは、まちがいなく、このVAIO SX14/SX12シリーズだ。それだけに、やはり、速度面は譲れない。常に、最新CPU載せないと!また、VAIOといえば、VAIO TruePerformance。徹底的な放熱対策により、同CPU搭載の他者モデルを上回る性能を誇る。やはり、モバイルVAIOも、速くないといけないのだ!
前置きがながくなってしまったが、まずは、店長野田激推しの、勝色特別仕様から眺めていこう。
「VAIO SX12|勝色特別仕様」を眺める!
※お借りしたモデルは、製品版と異なる箇所もあるかもしれないので。
↑専用化粧箱だ!この天面のVAIOロゴは、なんと、箔押し!!!こだわりすぎだろ!
↑勝色に染め上げた、専用クリーニングクロスが同梱される!画面を閉じる時に、キーボードとの間に是非挟みたい。クリーニング目的で使うのはちょっともったいない気がする。
↑ドーーーン。勝利への験を担いだ日本の吉兆伝統色「勝色」に染め上げたプレミアムエディションだ!
天板は、側面から天面までを一枚の板で覆う立体成型カーボン天板だ。これに、独自に調色した勝色塗料に限界レベルの
パールパウダーを加えて塗装。主張し過ぎない落ち着きのあるマットな質感でありながら、見る角度や照明によって大きく表情を変える、上質な佇まいを実現。角度でころころ見え方が変わるのが楽しい反面、撮影は困難。。。
↑VAIOロゴやオーナメントは、勝色を際立たせる特別なゴールドカラー。派手さはなく、むしろ、柔らかさすら感じさせる、上品に輝きだ。
↑キーボード面を凹凸のない一枚板で構成するフラットアルミパームレスト。
勝色特別仕様では、高輝度アルミニウム素材を、勝色にアルマイト染色を施す。
↑アルマイト染色は、金属表面に存在する無数の極微細孔に染料を染みこませることで加飾する技術。染料と染時間によりその色が決まる、まさに現代における金属の染めともいえる。さまざまな染料・染時間の組み合わせを試し、高輝度アルミニウム素材の特性を活かした鮮やかな勝色にたどり着いた。
↑実機は、隠し刻印キーボードがチョイスされたモデルだった。勝色パームレストによく似合う。
外観眺める
ここからは、端子周りなど、VAIO SX14(アーバンブロンズ)実機も交えて、外観を眺めてみる。
↑タッチパッドは、2ボタン式。VAIOでも、ボタン無しモデルもあったが、やはり、2ボタンのほうが使い勝手がいい。タッチパッドは、勝色特別仕様のみ本体カラーと異なるブラックだが、他カラーは、すべてボディ色と近似色となっている。
↑カメラは、スライド式のプライバシーシャッター(物理シャッター)。もう、付箋紙を貼る必要はない!
↑VAIO Zオーナーとしては、この豊富なインターフェースは、とにかくうらやましい。
USB A×2,Type-C×2(USB4、Thunderbolt4対応)、HDMI、有線LAN、ヘッドセット。
贅沢いえば、電源兼用Type-C×2は、VAIO Zのように、左右に割り振られてると、コンセント位置にあわせて使い分けられるんだが。
↑電源は、同梱の65W出力のType-C標準ACアダプター。
↑前モデルや、VAIO Zで、同梱されていた、一体型のACアダプター。既に販売終了;
今回より、部材の調達の関係で、変更になってしまったのが、実に惜しい。使い方によっては、コンセント周りがかさばる分、一体型のほうが不便なこともあるが。。。
市販のものを代用する場合は、付属のACアダプターと同等スペックを選ぶべき(65W出力)。
カメラとノイキャン
↑新機能「美肌効果」!!!なんか、若返るわ^^;
おでこやほうれい線とか、、、シワが全体的に控え目になる!!!鼻下のブツブツ髭もなめらか^^
↑新機能ではなく、前モデルでも搭載しているが、、、個人的にありがたいと思ってる機能、「ノイキャン」。
こちらのマイクにノイキャンかかるのもありがたいが、、、あくまで、対話相手が喜ぶ機能。
スピーカ出力のノイキャン、つまり、相手の音声がノイキャンされて聞き取りやすくなるのは、まさに、自分が喜ぶ機能!結構、効果あるよ。びっくりするほど。
ベンチマーク
いつも使っている、CPU性能を測定する、CINEBENCH R23を使用した。
↑2023年モデルVAIO SX12|勝色特別仕様:Core i7-1370P、32GB
↑2023年モデルVAIO SX14(アーバンブロンズ):Core i7-1360P、32GB
↑2022年モデルVAIO SX14:Core i7-1260P
↑VAIO Z:Core i7-11375H
↑VAIO S15|ALL BLACK EDITION:Core i9-12900HK
まず、、、第12世代CPUの前モデルとの違いは、公表以上の約126%という結果。
第11世代CPUのVAIO Z比約146%。
さらに、第12世代のVAIO S15とは、約90%。このVAIO S15は、Core i9で、かつ、SX14/SX12シリーズの Core Pシリーズのさらに上位の、Core Hシリーズ。これと、いい勝負となる結果だ。やはり、世代の進化は大きい!!!
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続いて、グラフィック性能を測定。
こちらも、いつもの、FF14ベンチマークソフトを使った
設定は、フルHDの標準品質(ノートPC)で。
↑2023年モデルVAIO SX12|勝色特別仕様:Core i7-1370P、32GB
↑2023年モデルVAIO SX14(アーバンブロンズ):Core i7-1360P、32GB
↑VAIO SX14:Core i7-1260P
↑VAIO Z:Core i7-11375H
モバイルVAIOで、初となる、「快適」という評価に。
普段は、VAIO Zで、プレイしているが特に不満はないが、、、ちょっとうらやましい。。。
まとめ
・速い
・軽い
・頑丈
・端子いっぱい
・リモート会議機能豊富
・勝色、ALL BLACK EDITIONがある
これまでの、VAIO SX14/SX12シリーズの路線を忠実に歩む如く、着実な進化を遂げているという印象だ。
さすがに、ハイスペックモバイルPCを持っている人が、数年で買い替えるような時代ではないが。今のマシン速度に不満があるなら、いいお値段するモデルだが、思い切って買い換え検討してみては?