<実機レビュー>ソニーストアで買える、SIMフリー「Xperia 5 V(XQ-DE44)」<その3 カメラ Part2 アプリ>

call01

SIMフリー「Xperia 5 V(XQ-DE44)」実機レビュー、今回は、その3。カメラPart2、アプリについて。
Part1では、3レンズから2レンズになっても、ダウングレードじゃなく、むしろ、アップグレードだったということがわかった。今回、Part2では、カメラのハード性能を引き出す、ソフト面、、、アプリをチェックしていく!

目次

純正カメラアプリは、3種だが、1種に絞ってもOK

call02

さすが、Xperia。カメラアプリは、なんと、3種類が、プリインストールされる。Xperia 1系と、Xperia 5系のみの特権。

・Photo Pro(正式名称 Photography Pro)・・・基本カメラアプリ。静止画も動画もどっちもOK。これだけでも十分。

・Video Pro(正式名称Videography Pro)・・・動画特化。ちょっと気合いを入れて撮影する人向け。

・Cinema Pro(正式名称Cinemagraphy Pro)・・・動画特化。映画クオリティを撮りたい人向け。

カメラ好きでも、3つもあると、迷ってしまうが。。。
実は、「Photo Pro」だけでも、十分に活躍してくれる。

Android標準カメラアプリ不要!「Photo Pro」と、撮影モード「BASIC」

call-1

↑左上にある「BASIC」モードという、いわゆるカメラの撮影モードの、一番手軽なモード。ひたすら簡単。
この「BASIC」モードが非常に優秀なのだ!!!デジカメでよくある「AUTO」、これより簡単。でも、店長野田は、「BASIC」推しよ!小難しいこと考えなくても、カメラの知識なくても、、、「BASIC」モードで、Xperiaの高性能なカメラ機能を使いこなせるんだぜぃ!!
カメラ知識ある人ほど、「うぉ、まじかよ、BASICモードで、こんなに撮れるのかよ!」と感動するはず。

call-1-5

↑縦位置に構えると、UIも縦モードに自動切り替わってくれるのも、スマホならでは。使いやすい!

call04

↑他の撮影モードでは非対応だが、この「BASIC」モードのみ、自撮り(フロントカメラ)が使えるのだ!
余談だが、Xperia 1 ⅡやXperia 5 Ⅱの「Photo Pro」アプリでは、「BASICモード非搭載」のため、自撮りができない!「カメラ」というAndroidアプリがわざわざプリインストールされており、そっちと使い分けていた。中には、使い分けがめんどくさくて、「Photo Pro」を使ってすらいない人もいただろう。今では、「BASIC」モード搭載のおかげで、カメラアプリは一本化され、一段と使いやすくなった!そろそろ、機種変しようかという人には、Xperia Ⅱ系の人も多いだろう。きっと感動するはずだ。

また、、、なにげに、BASICモードであれば、QRコードリーダーとしても使えるのだ。QRコードを画角に入れるだけ。シャッターもいらない。QRコードを読み取れると、画角下にURLが表示されるので、タップすれば、リンク先へ飛べる。「BASIC」モードはなかなか使えるヤツなのだ。

call08

↑Xperia 5 Ⅴでは、16mm、24mm、48mmと3つの焦点距離で撮影できるが。。。

「BASIC」モードでは、16mmが「0.7」、24mmが「1.0」、48mmが「2.0」と、「倍率表記」になっており、、、24mm?焦点距離?それって、なんなん?っていう人でもなんとなく直感でわかるんじゃないかと。それなりにカメラやってないと「mm」で言われてもわからないよねー^^;

実際の撮影では、、、まず、どの倍率で撮影するかを、タッチする、、、もしくは、音量ボタンでズームする。あとは、

「物理シャッターボタン」or「画面のシャッターボタン」

で、撮影ができる。他のスマホではあんまり見ない「物理シャッターボタン」が、Xperiaのいいとこだよねー♪
※細かいこと言うと、3つの焦点距離の中間はデジタルズーム(AI超解像ズームも使える)になるのと、音量ボタンズームだと、その中間になりやすいのと、、、できれば、タップでやったほうがより高画質だけど、まぁ、その辺は、カメラに詳しい人だけが考えればいいんじゃないかと。

そもそもの、カメラアプリの起動は、

call-1-3_3

↑シャッターボタン長押しでOK。

call-1-2

↑シャッターボタン長押し時、デフォルトでは、「Photo Pro」が起動するが、なにもしないというのも選べるので、カメラアプリの誤起動を防げる。
また、起動時の撮影モードも「常にBASIC」or「前回使用時のモード」が選べる。店長野田は、Photo Pro起動&常にBASIC起動と、工場出荷時を選択してる。

call03

↑撮影の各種設定は、横並びのアイコンから、タップ操作で簡単にできる。このアイコンは、MENU内でも同様のことができ、いわゆる、ショートカットだ。

「明るさ/色」、「背景ぼけ」、「連写/タイマー」、「フラッシュ」、「アスペクト比」が、前モデルXperia 5 Ⅳから継承のもの。Xperia 5 Ⅴ「項目2つ」が新たに追加されたが、これがヒジョーにイイ!前モデルからの進化点として、次で解説するよ!

前モデル「Xperia 5 ⅣのPhoto Pro」からの進化点が、非常にイイ

Xperia 5 Ⅴから新たに追加された、「項目2つ」・・・「クリエイティブルック」、「ナイトモード」だ。

call05

「クリエイティブルック」・・・α搭載のおなじみの機能。Xperia 1 Ⅴから、Xperiaに搭載。ビビッド系、ナチュラル系など、標準あわせて6種の「いい感じ」で撮影できる「ルック」が用意されており、手軽に撮影を楽しめる。しかも、自撮りでも使えるのがうれしい!

「ナイトモード」・・・夜景やイルミネーションなどの暗いシーンを撮影する際に活躍。明るさやダイナミックレンジを自動調整してくれるため、白飛び、黒飛びしづらい。暗いところでの撮影が簡単で楽しくなる!

この「新項目2つ」と合わせて、7つの項目が、1タップで簡単に操作できる、超手軽な「BASIC」モード!!!

call12

↑もちろん、「BASIC」モードでも、リアルタイム瞳AF、リアルタイムトラッキング撮影もできる。

MENU開けば、瞳AF、美肌モードなどの入切もできて、さらに細かい設定できるものの、基本、撮影画面に表示されてる、7つの項目で十分と思う。ほんと、「BASIC」モードはよくできているのだ!

「Photo Pro」の「BASIC」モードは「動画」もすごい

call-1-8

↑動画/静止画の切り替えも、1タップで簡単に一瞬にできる。
スロー動画も、1タップだ。
※なお、、、48mm撮影時は、2つだけ動画制限があり、FHD&4Kの120fpsと、スローモーション撮影ができない。

Xperia 5 Ⅴは、前モデルから、かなり動画機能が進化した。
以下、前モデルからの進化点交えて、まとめてみる。

call07

「ぼけ」・・・動画新機能

「解像度、コマ数」・・・4K60&120とフルHD60が新機能。前モデルでは、MENU開いて切り替え。1080 1:1設定もあり。

「クリエイティブルック」・・・動画新機能(前述)

「S-Cinetone」・・・動画新機能。映画風に撮影できる。手軽にえー感じでプロっぽく撮れる!

「ダイナミックレンジ」・・・STD or Wide。ワイド時は、複数フレーム重ね合わせ映像処理で、ダイナミックレンジを広くする。画角が少し広くなり、本体温度が上昇しやすくなる。

「商品レビュー」・・・動画新機能。ON時、画面中央にかざした商品にピントが合いやすい。

「マイク優先(全方位orリア)」・・・動画新機能。全方位ステレオ or 声優先リア

静止画撮影時同様、MENU開くと、他の設定項目もあるが、これら9つの項目だけで、十分だ!
中でも、エスシネ(S-Cinetone)とスローの組み合わせは、ヒジョーにイイ。さっとまわすだけで、イー感じの動画が簡単に撮れてしまう♪

では、すぐ近所の畑で撮影した作例を。。。

call-1-14

↑「BASIC」モード、ぼけ効果最大、明るさ上げ気味で、撮影。

フォーカスは、主役のコスモスの中心をタッチして、リアルタイムトラッキングで。風があって、被写体がブレブレだったけど、しっかりと、食いついてくれて、ピンボケにもならず、一発撮影できた。背景ボケも自然。

障害物のせいで、かなり撮影しづらかったが、、、

call09

↑Xperia 5 Ⅴの天地ひっくり返して、手をぐいーーっと伸ばしてのワンハンド撮影。こんなことができるのも、スマホならではだよねー

「Photo Pro」の「BASIC」以外のモードで、本格撮影も可能!

call08

↑AUTO、P、S、M、MR、、、αでおなじみの、撮影モードだ!UIも、慣れ親しんだやつで、安心する!

α使いの店長野田でも、「BASIC」モードで十分とは思うが、カメラまかせじゃなく、自分で絵作りを楽しみたい。シャッタースピード、ホワイトバランス、、、いろいろ設定して、、、RAW撮影も楽しみたい!そんなこだわりも、Xperiaの「Photo Pro」なら可能なのだ。残念ながら、動画撮影は、「BASIC」モードだけ。

そして、、、Xperia 1 Ⅴもそうだったが、Xperia 5 Ⅴの、前モデルからの大きな進化ポイントが・・・

call-1-10

↑「BASIC」モードだけじゃなく、他のモード全てが、、、「縦UI」対応!!!!!

確かに、一眼カメラなどでは、縦より横の方が頻度が高いとは思うが、スマホでは、むしろ縦の方が多いんじゃないだろうか?なのに、Xperia Ⅳ系までは、、、本格撮影なら、横だけでいいっしょ?的な考えなのか、横UIだけだった。
ご丁寧に、縦、横それぞれの状態で回転しないよう、「ロック」アイコンも用意されてる徹底っぷり。ほんとにありがたい。
さらに、この「縦UI」はそれだけじゃない。

call-1-11

↑ちゃんと、MENU内までも、対応しているのだ。文字ばっかりのMENUのほうが、むしろ、縦横どちらも対応してほしいと思うくらい。これまでは、ついつい、顔を傾けて操作してたが^^;

手軽に「BASIC」モードで、こだわりの撮影なら「他のモード」で!!「BASIC」モードは、動画撮影もOK!

動画専用の、「Video Pro」と「Cinema Pro」

call-1-12
call-1-13

↑縦UIも対応の、「Video Pro」

画面UIに、シャッタースピード、ISO、AE(明るさ)、WB(ホワイトバランス)、フォーカス設定、ズーム設定、、、が表示され、さっと変更・調整ができる。
画面内の「MENU」から、さらに、細かく設定できる。レンズ選択、絞り値、HDR、FPS、解像度/ファイル形式、スローモーション、マーカー/ガイドライン、照明、手ブレ補正、WB、GAIN/ISO、シャッタースピードAE、音声レベル、人間や動物の顔や瞳AF。

すべて、英語表記にはなるが、理解不可能ということはないはずだ。

縦撮影もできるし、しっかりと、かつ、素早く、「映像作品」を撮るには、よくできたアプリだ。

call11

↑「Cinema Pro」は、横UIのみ。

撮影はじめに「プロジェクト」設定からはじめるあたり、玄人向けだが。1つの作品を何カット(クリップ)にもわけて撮影するには、グループ分けできる「プロジェクト」管理が便利だろう。もちろん、プロジェクトは複数作成することもでき、過去のプロジェクトを開くことも可能。

「Photo Pro」や「Video Pro」にはない、大きな特徴=「8種類のルック」。ソニーのCinemaカメラ「VENICE」に採用されているフィルム風ルックなどなど。有料レベルのルックがプリセットされてるという贅沢。

まとめ

新センサー&2レンズといった、高性能で特徴のあるハード構成のXperia 5 Ⅴカメラ。
それを生かすも殺すも、アプリ次第。

Xperia 5 Ⅴでは、3種のカメラアプリを贅沢に搭載。基本となる、静止画/動画両対応の「Photo Pro」では、だれでも楽しく撮影できる「BASIC」モードの他、本格的なカメラ設定でこだわり撮影できるモード5種も搭載。
動画撮影を、作品として楽しめる「Video Pro」や、映画レベルの撮影をこなせる「Cinema Pro」。
カメラ初心者から、プロクラスの人まで、満足できるカメラアプリ3種だ。

—————————————————–

上記、ネガティブポイントの、動画撮影時の48mm画角での制限や、もっと望遠欲しいぜ!っていう人は、一気に価格が上がるけど、Xperia 1 Ⅴを検討しよう。Xperia 5 Ⅴ 139,700円(税込)に対して、画面が大きな、Xperia 1 Ⅴ194,700円(税込)、、、さぁどうする?
※Xperia 5 Ⅴ、、、来年1月9日までに購入すれば、1万円確定、条件あえば、合計2万円キャッシュバックってのはでかい!

店長野田の記事が気に入ったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!
目次