α NEX&マウントアダプター、バージョンアップで、快適操作性や、AマウントAFなどが、実現!
本日、13時より、事前告知あったように、α NEX-5、NEX-3、および、Aマウントレンズ装着用のマウントアダプターの、ファームウェアアップグレードプログラムが公開された。
↑α NEX-5に、カールツァイス Vario-Sonnar T*(16-35mm f2.8 ZA SSM)SAL1635Zを装着という、ゼイタク装備。今日からは、この組み合わせでも、AFが使えるんだぞっ!
まずは、αサポートの↓リンクから、ファームアッププログラムをダウンロードしよー。
●デジタル一眼カメラNEX-3/NEX-5 ファームウェアアップグレードのお知らせ(Ver.03)
●マウントアダプター「LA-EA1」をご愛用のお客様へ ファームウェアアップグレードのお知らせ
まず、最低限、バッテリーはフル充電にしとこー。
α NEXとPCを接続する、USBケーブルを用意しておこー。
マウントアダプターも持ってる人は先に、α NEXへ装着しとこー。
と、準備はこれだけ。
あとは、、、それぞれの、ダウンロードプログラムを起動して、画面の指示に従い進めていけば、OK。特に迷うところもないだろう。
●α NEX本体の、操作性をチェック
★ソフトキーのカスタム機能
すごい便利になったぞ!
↑ソフトキーBと、Cに、任意の機能を割り当てられるようになった。
ソフトキーBは、単純明快。メニュー→セットアップで割り当てたキーが、一発選択できる。
店長野田は、ISO感度を割り当ててみた。
ソフトキーCには、3機能割り当てられるようになっているが、、、まずは、メニューのセットアップを選択し、
ソフトキー設定で、ソフトキーCの設定を、デフォルトの「撮影モード」から、カスタムへと変更する。この時点では、割り当て機能は選択しない。
その後、下にある項目「カスタム1~3」で、割り当てる機能を選ぶ。
使用する場合は、まず、ソフトキーCを押すと、カスタム1~3の中から、最後に選択されたものが表示され、後は、右、左で、カスタム1~3が、順に表示されるという仕組み。
カスタム1→ホワイトバランス、カスタム2→測光モード、カスタム3→DRO/オートHDR
という風に、まずは、割り振ってみた。
ボタン数が少ない、コンパクトデジタル一眼だから、多少の使い勝手の悪さはしょうがないと、あきらめていたが、、、ソフトキーのおかげで、自分の好み通りに、、、または、シチュエーションにあわせて、使う頻度の高い機能を割り当てできる。非常に助かる機能だ。
●メニュー呼び出し先とか、、、他の機能向上
★メニュー呼び出し先
当たり前といえば、当たり前だけど、、、ちゃんとこの辺も修正してくれたソニーさんに乾杯!
シンプルな機能。
メニュー表示させるときに、毎回、トップを表示させるか、前回設定した項目を表示させるかを選べる機能。
使い込んでいくうちに、だいたい、さわるところって決まってくるだろうし、毎回トップ表示ってのには、少々、いらっとすることも。
メニュー→セットアップ→メニュー呼び出し先→希望の設定選択
以上。。。
★メニュー項目最上段←→最下段 行き来自由に
これも、、、あると助かる機能。
メニューで、、、下の方の項目を設定中に、上の方に移動しようとすると、、、大変だったけど、最下段から、さらに下へ・・・で、一気に最上段に飛んでくれるようになった。
●MFアシスト
★拡大時間の設定が可能に
MFアシストONで、2秒固定。
今回から、5秒、無制限(終了選択まで)
となった。じっくりと、ピント確認する場合なんかは、無制限を選んだりするとよさそう。
※Aマウントレンズでは、拡大表示時間は、無制限(終了選択まで)
★拡大位置を保持
毎回毎回、必ず、センターに戻ってしまっていた。被写体が同じモノでも、とにかく、MFアシストが解除された時点で必ず、センターに。
今回から、本体電源オフまで、拡大位置が保持されるようになった。
※DMF時には、AF時にピントがあったところを必ず起点にする。
●動画撮影時、事前設定した絞りがそのまま保持される!
従来は、カメラまかせの絞り値だったが、
動画撮影直前に設定した、絞り値がそのまま保持されるようになった。
実際に、絞り値を変更して、動画を撮影してみた。
以下、動画を静止画へ切り出したモノ。
上が、アップデート前の撮影。動画撮影時はカメラまかせとはいえ、開放気味が多い。
下が、アップデート後の撮影。絞り値11まで、絞り込んでの撮影。
ボケ動画を楽しむなら、開放気味のカメラまかせの撮影でもよかったかもしれないが、しっかりと、背景も撮影したい場合には、絞り込みたい。
動画でも、α55や33バリに、ちゃんと、撮影者の思った通りのボケコントロールできるようになったのは、素直にうれしい。
●Aマウントレンズでのオートフォーカス機能
なにをどうやって、AF対応にするのかと思ったら、、、
マウントアダプターのファームアップとはねぇ。。。あれって、プログラムが内蔵されてたんだねぇ。意外と賢い機械だったんだね^^;
さて、、、今回のファームアップで、フォーカス用モーター内蔵の、「SAM」、「SSM」のAマウントのレンズに限って、オートフォーカスがきくようになった!
正直、、、相当な驚き。
ただし、、、機能追加用の取説にも書かれているが、AFスピードは、約2秒~約7秒と、、、かなり遅い。そのため、超望遠レンズを使って、スポーツ撮影するぞ!なんて企んでる人には、、、申し訳ないけど、マニュアル撮影でお願いします^^;
ちょっと小ネタ。
「このレンズって、フォーカスモーター内蔵してんのか?」
と、、、お悩みの人。。。型番調べて、カタログ見てみてください。。。っていうんじゃメンドイし。。。
この2種類のレンズ、大きな違いは、赤丸印。
上側のは、マイナスドライバーでくるくる回るような機構。それに対して、下側のは、マイナスドライバーが噛むミゾだけあって回らない。
上側のは、カメラ本体側のフォーカス用モーターでマイナスドライバーみたいなもんをくるくる回して、レンズのフォーカスを合わせるタイプ。だから、α NEXに接続しても、AFは効かない。
ってことで、下側のレンズの赤丸印を目印にして、α NEX+マウントアダプターでAFがきくかどうか、判断してあげるとよろしい。。。
●まとめ
なんか、、、最近口癖のようになってしまっているけど、、、
売れてる製品買っとくと、、、いろいろメーカーサポートが手厚いから、気分いいねぇ。。。
数売れてない製品だって、しっかりとサポートすべきなんだろうけど、、、そこはね、やっぱり、、、
α NEXは、、、発売からわずか4ヶ月少々で、2度目のアップデート。
バフフィックスならともかく、機能アップが中心だけに、、、ちょっと感動。。。
さて、、、お次のアップデートは、なんですか?>ソニーさん