ソニーBRAVIA、ネット機能を大きく強化し、13機種発表!
テレビとネットの融合は、いつ、実用レベルになるのか?
と、冒頭から、壮大なテーマを投げつけ、新型BRAVIAの話を^^;
●最近のテレビに思うこと
↑当店店頭の、展示BRAVIA用POP。もちろん、ソニーさん支給。
<ブラビア>は、インターネットテレビへ
たしかに、言いたいことわかるけど。
逆のモノとして、テレビパソコンなんてあるけど。
インターネットテレビより、テレビパソコンのほうが、操作性はマシだよね。
インターネットテレビは、ITに慣れ親しんでる現代人にとって、GoogleTVですら、操作性に難ありで。キーボード&マウスや、スマホやタブレットのタッチパネル操作ってのは、優れてて、テレビのリモコンレベルでは、本来のテレビ操作以外はかなり厳しいのかなと。まずは、操作性の向上を考えないと、インターネットテレビの市民権は、まだまだ先。テレビは映ればいい。そんな人たちを振り向かせることは難しいよなぁ。
そんなことを思う今日この頃。今日発表されたBRAVIAが、どこまで、操作性が向上しているのか?と、やたらと、ハードルを上げてみる。。。
●ラインナップ
●HX850(55v、46v、40v) 5月25日発売
●HX750(55v、46v、40v、32v) 5月25日発売(55vのみ4月20日)
●HX65R(46v、40v、32v) 4月20日発売
●EX550(32v) 4月20日発売
●EX540(26v、22v) 4月20日発売
4シリーズ10機種+BD搭載1シリーズ3モデル、合計5シリーズ13機種が、新発売となる。
●「スマート高画質」と「ネット対応強化」がポイント!
テレビ番組もネット動画も、大画面でキレーに楽しもう!ということで、「スマート高画質」。機種にもよるけど、「X-Reality PRO」、「4倍速」、「オプティコントラストパネル」の3大テクノロジーが、スマート高画質を実現してる。
気になる「ネット対応強化」について。
全機種、なんと、約170種類のネットワークサービスを利用できる。
Video Unlimited、Youtube、huluなどの動画&音楽に、ショッピング、twitter、Skype、Facebookなどのコミュニケーションなど。。。
それらサービスは、「Sony Entertainment Network(SEN)」を通じて利用する。
とまぁ、ネット機能は、かなりすごそうだが、、、
今回、操作面で大きな変更があり、、、すべてのネットワークサービスが「SENポータル」にまとめられた。従来は、動画系とアプリキャスト系で入り口が別で、あれ?どっちだっけ?と迷うことがあったが、SENポータルに集約されたことで、、、まずは、リモコンの「SEN」ボタン1プッシュで、「テレビ放送じゃない、ネットサービス」の入り口へ行くことができるわけだ。さらに、よく使うサービスを、お気に入りに登録することができるため、従来より格段にネットサービスを利用できる。いや、利用する気になる!
一時は、ネットも、テレビ番組含めた、チャンネルの1つで、、、なんていう考えがあったが、今回は、しっかりと、テレビとネットを切り離し、SENに集約したというのは、個人的には大歓迎だ。やっぱり、テレビはテレビ、ネットはネット、ベツモノっしょ。
さらに、より強化された、スマホアプリ(Android、iOS)「Media Remote」で、テレビのリモコンとして使用可能で、なんと、マウス感覚でブラウザのポイント操作を可能にする「フリーカーソル」機能や、WebのURLをBRAVIAやスマホと共有できる機能「URLキャッチ&スロー」機能なんてもんもある。
結局は、マウス操作で、入力はスマホか?という気もしないでもないが、これで、確実に操作性は向上するだろう!
●まとまってるかどうか?とりあえず、まとめ
テレビメーカーは、儲からない。
なんか、ここ数年は、日本じゃ、地デジ特需で・・・
でも、競争が激しすぎると、売れても、某メーカートップが、「テレビは売れば売るほど赤字に・・・」なんて発言したように、儲からない。
コモディティ化するデジタル機器、、、なんて言葉は、業界でしか通用しないかと思いきや、最近あちこちの「一般ニュースサイト」でも見るようになった言葉。
デジタル化により、商品(特に、性能)の差別化が困難になり、結果、価格競争に陥り、儲からない。そんな意味合い。
テレビで言うと、やっすいテレビでも、そこそこ映ってしまう。アナログ時代のブラウン管じゃぁ、やっすいテレビは、やすっぽい画質。だから、やっぱり、ソニーのトリニトロンじゃないとね。なんてことを言われてたのが懐かしい。
デジタル化により、部品のばら売り(どこの製品も中をみると、あっちこっちのメーカーの部品が、ごちゃまぜになってる)が可能になり、、、これにより、部品を寄せ集めて組み立てれば、それなりのものが作れる。極端に言えばそういうこと。
特に、日本メーカーは、技術が売りで、だからこそ、コモディティ化を阻止するために、技術をさらに磨いて・・・と。でも、開発には金かかるし。さぁ、どうする?
今回の新型BRAVIAが、ソニーからのコモディティ化阻止の答えの1つとまでは言わないが、「やっぱり、テレビは画質っしょ?」という基本に返りつつ、「操作性を磨いて、さらなる充実したネットサービスを楽しむ」という、聞き飽きた言葉だが「高付加価値」を載っけることで、他メーカーテレビ(特に、やっすいテレビ)との差別化を狙ってるんじゃないだろうか?このために、SENを急いで整備し。。。
正直、、、当店でも、テレビの売り上げが激減し、、、どうしよもなく。今回の大きなモデルチェンジとなったBRAVIAにすがる思いだったりする。
まずは、期待できるBRAVIAなのかどうか、実機を「じっくり、がっつりと」評価できる機会をまって、判断したいと思う。。。
新製品なのに、いつになく、慎重な、店長野田なのでしたぁ