VAIO、選べるCPUの性能一覧。全シリーズ有り
CPUはパソコンの頭脳!起動にかかる時間やホームページの表示速度、使用するアプリの起動や動作の速度、使い終わってパソコンを終了するときの速度、など、CPUの性能でどれだけパソコンを快適に使えるかが変わります!後から交換する事も出来ないので、用途に合わせて、じっくりと選ぶ必要があるのです。
VAIOオーナーメードでは機種ごとに3~6種類ぐらいのCPUが選べるようになっていますが、その性能はまちまち。それぞれの性能をざっくりと確認したい時、インテルのホームページでひとつひとつ見ていくのは、ちょっと大変。
ということで、現在VAIOオーナーメードにて選べるCPUの一覧表を作ってみました。
CPU一覧
全部で15種類のCPUがありました。けっこう多いんだなぁと思いつつ、性能の高いCPUから順番に。
ターボブースト2.0、ハイパースレッディング、インテルHDグラフィックス3000対応
VAIO |
名前 |
2次 |
クロック数 |
ターボ |
コア数 |
Max |
Core i7-2820QM |
8MB |
2.3GHz |
3.4GHz |
4(8) |
45W |
|
Core i7-2720QM |
6MB |
2.2GHz |
3.3GHz |
4(8) |
45W |
|
Core i7-2630QM |
6MB |
2GHz |
2.9GHz |
4(8) |
45W |
|
Core i7-2620M |
4MB |
2.7GHz |
3.4GHz |
2(4) |
35W |
|
Core i5-2540M |
3MB |
2.6GHz |
3.3GHz |
2(4) |
35W |
|
Core i5-2520M |
3MB |
2.5GHz |
3.2GHz |
2(4) |
35W |
|
Core i5-2410M |
3MB |
2.3GHz |
2.9GHz |
2(4) |
35W |
動画編集などの作業中にCPUの作業スピードをUPさせてくれる、ターボブースト2.0。Core i5以上のCPUにはすべて搭載されています。Core i3ではなくて、Core i5をオススメする理由は、こんなところにあったりします。
Core i7-2630QM、Core i7-2720QM、Core i7-2820QMはクアッドコアのCPU。ハイパースレッディング機能により、8つのスレッドで動作します。今までのCPUが、1人の力で頑張っていたとすれば、このCPUの場合、8人で一斉に処理してくれるわけです。複数アプリの同時使用により強いCPUですよ。
ハイパースレッディング、インテルHDグラフィックス3000対応
VAIO |
名前 |
2次 |
クロック数 |
コア数 |
Max |
Core i3-2330M |
3MB |
2.2GHz |
2(4) |
35W |
|
Core i3-2310M |
3MB |
2.1GHz |
2(4) |
35W |
Core i3とそれより下のCPUを比べると、クロック数には大きな差はないのですが、2次キャッシュや、ハイパースレッディング、インテルHDグラフィックス3000の有無が気になるところ。そんなわけで、カスタマイズの際は、最低限、Core i3以上のCPU搭載をオススメしています。
パソコンがどんどん高性能化してきてる中で、動作がもっさりしてしまうのは、ちょっとイヤですよね(>ε<;)
廉価版CPU
VAIO |
名前 |
2次 |
クロック数 |
コア数 |
Max |
Pentium B940 |
2MB |
2GHz |
2(2) |
35W |
|
Celeron B810 |
2MB |
1.6GHz |
2(2) |
35W |
性能よりとにかく価格が最優先!という場合に選べる、廉価版のCPU。選べるVAIOも、低価格モデルだけ。
低電圧CPU
VAIO |
名前 |
2次 |
クロック数 |
コア数 |
Max |
Core i5-470UM |
3MB |
1.33GHz |
2(4) |
18W |
|
Core i3-380UM |
3MB |
1.33GHz |
2(4) |
18W |
|
Y | Pentium U5600 | 3MB | 1.33GHz | 2(2) | 18W |
Y | Celeron U3600 | 2MB | 1.2Ghz | 2(2) | 18W |
VAIO Yで選べる低電圧版のCPU。最大消費電力が他のに比べて半分程度しかないので、バッテリーに優しくエコなのです。その分、クロック数は低め。でも、Core i5-470UMなら、ターボブーストにより、最大1.86GHzまでUPするし、ハイパースレッディングにより、デュアルコア、4スレッドで動作します。
まとめ
お仕事などで効率よく使いたいという人なら、Core i5以上のCPUをオススメ。写真編集や動画編集、ゲームなどなどで、ヘヴィに使うなら、クアッドコアプロセッサーを検討してみては。
リーズナブルさならCore i3も良い感じです。ホームページの閲覧、動画見たり音楽聴いたり、そんな使い方なら、もっさりすることなく、動いてくれますよ。