<VAIO meeting 2015>今回のVAIO Z様は、今までのZ様とは、なんか・・・違う。
夕べのVAIO meeting 2015に参加させてもらって。。。
VAIO Zに対する考えが、少々変わってしまった自分がいるわけで。
いつもなら、、、
うっひょぉ、Z様!
すんごいマッチョだぜ!薄いぜ、軽いぜ!むむむ、この角度からの眺めがセクシーだぜ!くぅうう、見てるだけでごはん一杯いけちゃうぜぇ!!!
そんな勢いで、ブログ書いてた気がする^^;
この今回のVAIO Zは、どうも、それは違うと感じたわけで。
ということで、今までのZ様と、何がどう違うのか。このブログで少しでも伝われば幸い。。。
●VAIO Zは、究極の道具
冒頭の一枚。
VAIO株式会社 VAIO Z 商品企画担当 黒崎大輔氏の登壇。
VAIO Zは、「モンスターをつくれ」という社命のもと、生み出された、まさに、モンスターなのだ。
↑これ、、、この一言。はじめて聞いた言葉でもないし、、、黒崎氏から聞いたのも実は2度目。なのに、VAIO Z正式発表後だからなのか、このVAIO meeting 2015という、特殊な場だからなのか、、、なんだか、胸にズンと響いたのだ。
「究極」
このときから、頭の中を駆け巡りはじめる。。。
さて、、、現在のノートPCの市場について、黒崎氏の分析がはじまる。
明言は避けた(?)ものの、はっきりとわかるのが。。。
M→Mac。W→Windows
Pro→MacbookPro。Air→MacbookAir。
これで間違いない。
現在、Mac陣営は、厚重速なMacbookPro、薄軽遅なMacbookAirという、明確なカテゴライズでラインナップしている。(遅いというは、少々乱暴だけど、ゴカンベン^^;)
これに対し、Windows陣営はというと、、、インテルの悪しきUltrabook構想により、薄軽遅ばかりのラインナップ。どこのメーカーも、とにかく、Ultrabookの称号欲しさに、その条件を満たすことばかりを考えた設計に徹し、結果、ひ弱なWindows機ばかりという状況に。もちろん、VAIOといえど例外ではなく、ソニー印最後のVAIOノートは、すべて低電圧版CPUを搭載したものだけ。確かに、最近の低電圧版CPUも非常に処理速度が速く、事実、最後のソニー印VAIO Zよりも、低電圧版CPU搭載の、Duo、Proシリーズの方が、処理速度はすぐれていたわけだから。
というのを踏まえて、、、Windows陣営の空白地、つまり、MacbookProに対抗できるVAIOを生み出そうと。
が、ただ、それだけじゃぁ、モンスターとはいえない。
MacbookProのような性能ながら、MacbookAirを超える薄軽な、VAIO。
う、うん、、、た、たしかに、そんな都合のいいものが生み出されれば、モンスターVAIOだよな。。。
↑こんなんできました!
薄軽速=これが、VAIO Z。
うんうん、、、まさに、歴代のVAIO Zと全く同じだよね。でもね、、、やっぱり、なにかが違うんだよね、ソニー印VAIO Zと、VAIO社VAIO Zは。。。
ここで、黒崎氏、、、興味深いアンケート結果を披露してくれた。
これは、VAIO社発足後、公式Webでメール登録した人たちに向けて行なわれたアンケート結果。もちろん、店長野田もしっかりとアンケートに協力させてもらった。
見ての通り、後継モデルの発売を期待しているVAIOシリーズとしては、、、圧倒的(36%)に、VAIO Zなのだよ。続いて、P様(13.3%)。
VAIO社を応援するモノならやはり、「売れるVAIO」を作ってもらい、しっかりと稼ぎ、次のVAIOへとつなげていって欲しいと思うはず。
VAIO Zの発売は、ある意味、王道ということだよね。
「究極の道具」とは?
VAIO社が出した答えは、、、
「圧倒的なレスポンス」
人間の発想を、1秒でも止めたくない。
人間の決断を、1秒でも速くしたい。
人間の努力を、1秒でも無駄にしたくない。
VAIOは、1秒でも速く人間に応えることこそ、
「究極の道具」だと考えます。
究極であるために、レスポンス以外にも、バッテリーライフも重要視した。
実際のビジネスマンを対象にアンケートをとり、、、その結果導き出された、究極であるための、バッテリーライフは、、、
15時間
バッテリーライフだけを追求すれば、PCは重くなる。
モビリティだけを追求すれば、小さすぎて使いにくくなる。
軽さだけを追求すれば、質感や剛性まで犠牲になる。
VAIO Zは、何も妥協しません。
追求したのは、この1台だけ持ち出せば、
まる1日、100%満足のいく仕事ができてしまうPC。
技術を突き詰めた結果、、、、大きさやサイズ、バッテリーライフのバランスを取った結果、、、というわけではなく。
実際に必要なバッテリーライフを15時間と判断し、それをゴールにとことんこだわって作った。ということらしい。
15時間も持つならば・・・スマホみたいに、、、
朝、ACアダプターから外して、出かけて。
出先が、外だろうが中だろうが、、、バッテリー駆動。
夜、自宅に帰ってきてから、充電。そして、朝を迎える。
こんな使い方がフツーにできそうだよね。
↑デザインに次いで、賛否両論あると思われる、ペン機能。
ここは、VAIO社からお客様への提案、、、いや、挑戦かも。
Zは、歴代、OSが7どまりということもあるだろうが、タッチパネルは非搭載。もちろん、ペンも非対応。
が、ビジネスツールであるなら、、、究極の道具であるなら、、、ホワイトボード代わり、プレゼンツールになるべきだろうと。リアに搭載されたカメラすら、、、カメラとしてだけではなく、ドキュメントスキャナーとしてもガンガン使って欲しいと。
クラムシェル派の店長野田も、後述のタッチパネル機能を見てると、改めて、ペンを使ってみたくなった。。。
●分解から見る、VAIO Zのすさまじいパフォーマンス
↑そして、、、おまちかねの、、、VAIO Z 分解ショーがはじまる。
予め断っておくが、ショーといいながら、、、タダ単に分解を楽しむだけでなく、本筋は、中を見ることで、VAIO Zが、やっぱり、とんでもなくすんげーぜ。って知るためのもの。
分解ショーのため、登壇したのが、VAIO株式会社 商品ユニット2 部長 笠井貴光氏。そう、、、歴代のZ様、そして、Duo13の開発チームを率いてた人なのだ。もちろん、今回のZ様チームも率いている。
と、分解スタート前に、笠井氏、とんでもない爆弾を放り込んで来た。
製品開発時には、コードネームと呼ばれるものが付けられることが多い。情報漏洩時に、製品名よりは実害が少ないからだろう。とはいえ、漏洩することさえなければ、一般に知られることはまずないのが、このコードネーム。マニアにとっては、是非知っておきたいものでもあったりするが。
VAIO Zの、、、コードネームを、いきなり披露しちゃったのだ!
「Shenron」
事前に情報漏洩してなかったから、本来であれば、今後ずっと表に出ることはないはずのもの。それを、あっさりと、開発リーダー自ら、暴露(笑)
これからは、、、マニアは、Zじゃなくて、シェンロンと呼ぶんだろうか?^^;
↑ここは、分解マニアとしては、興味深く拝見させてもらった。
まずは、、、背面の4つのゴム足をピンセットで剥がすところから。。。
あとは、ネジをはずし、、、おそらくツメ固定されていると思われる、シャーシーカバーを、、、はずす。。。
※ここからは、説明の流れから、、、分解の順番どおりではないので・・・。
●大容量バッテリー
↑どーん。白いのがリチウムイオンバッテリーなわけだが。。。
↑このバッテリー、ヒジョーに興味深い。
フツー、PCメーカーは、外部に発注したバッテリーを買ってきて搭載するわけだが。。。その際、輸送などによる影響を考えて、それなりの耐久性を持たすべく、(スライドでいうところの、左側のバッテリーのイラストの黒いところ)樹脂でカバーしているそうだ。が、VAIO社は、バッテリーパックまでもを自社にて内製するため、そんなもんが不要。同じサイズでありながら、樹脂カバーの分、バッテリー自体を大容量サイズにできるという。
このバッテリーの下にも基板がある。なんてことはないのが驚き。薄くするため、バッテリーと基板は積層状態にはしてないようだ。とすると・・・
●VAIO Zの心臓部、Z-Engine
↑バッテリーと重ねられないなら、マザーボードを極限まで小さくするしかないのだ!
赤枠の下にあるのが、Fit13Aのマザーボード。でかい。
赤枠内の基板が、、、Zの、マザーボードなのだっ!10層というすさまじい多層化構造になっていて、笠井氏曰く、、、ヨソにはなかなかマネできない。安曇野工場だからこそできたと。この小型化により、空いたスペースには、大容量バッテリーを入れたり、大音量高音質スピーカーを入れたりと、設計の自由度が飛躍的に増すそうだ。
ちなみに、この高密度実装技術と、放熱システムをあわせて、Z-Engineと呼ぶ。ここが、技術の結晶という証だろう。
この放熱システムが、またスゴイのだ。
ヒートパイプ、、、CPUの熱を逃がすという、超大切な役割を担う。
これも、VAIO Z専用設計。(株)フジクラとVAIO社の共同開発だそうだが、、、なにかとてつもなくすごいことをやってるとのことだが、特許取得がまだということで、仕組みは教えてもらえなかった。ただ、、、こんな銅のパイプの中で、こんなことやってんの?と驚くほどのことらしい(笑)なににせよ、特許技術がしこまれていることは間違いないようだ。
さらに、、、日本電産(株)との共同開発による、新型の2つの冷却ファン。アシンメトリーブレードと命名。2つのファンは名称通り、異なるもので、羽の枚数も違う。ハードディスクにも使用される「流体軸受け」を採用していて、寿命が圧倒的に長く、安定した回転が得られるという。
さて、、、Z-Engineというふうに、マザーボードとセットにして呼ぶくらいだから、この放熱システムによる恩恵は、もっとすごいところにある。
TDPと呼ばれる、CPUの消費電力と理解してもいいと思う数字だが、当然大きい方が処理速度が速い。それが、低電圧版CPUの15Wとは違い、Zでは、28WのCPUが搭載されてるのが大きなポイントだ。が、この28W、、、簡単に言うと、ターボがかけられるのだ。(cTDP機能によるオーバードライブという)そのとき、35W。ぉ、なんか、速そうだぞ。当然、消費電力があがれば、熱もすごくなるわけで。
そこで、Z-Engineの登場だ。すぐれた、放熱システムを持つからこそ、通常の25Wどころか、35Wでも十分冷やせちゃうのだ。一般的なノートPCは、cTDPでなく、TDPにあわせて設計していることが多いらしい。となると、ぱっと見スペックだけでは、Zと同等に見えるPCでも、実は、Zのほうが、ターボかかることが多く、すげーはやいぜ!ってことになる。
●USBと、SDカードスロット
いや、、、これらパーツのどこをどうこだわるってのか、ギモンだったが。。。
↑USB端子×2
↑USB3.0って、、、青いよね?
かっこわるいから、オリジナルで作って、黒くしたらしい・・・(唖然
笠井氏は、力を込めて「Fit13Aと見た目は似てるが、99%Zオリジナルの部品を使って作っているから、全くのベツモノだと」
↑SDカードスロット。社内の、、、指が太い人、細い人、、、いろんな人が、SDカードを出し入れして、一番いい「アンバイ」に微調整して、仕様を決めた。
●大音量、高音質スピーカー
音聞いてみてびっくりさ!
まず、驚くのが、その音量。モバイルPCのレベルを上回るっていうか、もう、信じられないくらいの大音量が鳴るのよ。それもそのはず、、、
「100人クラスの会議室で、すべての人が問題なく聞こえると感じる」
というのをゴールにして、設計したという。
もちろん、音質も相当こだわっているそうだ。
「低音から高音まで、できる限りフラットな特性を得られるように」
とのことだが、、、まるで、オーディオスピーカーの設計者の言葉のようだ。。。
当店へ売り込みに来るメーカーさんの中には、PCと一緒にアクティブスピーカーを持参して、プレゼンする営業さんがいたりするが。もう、そんな大荷物不要ってことだね。
●3×3に負けない、VAIO Zの2×2Wifiアンテナ
普通は、Wifiアンテナって、液晶周りに通されてることが多いが。
Fit式液晶回転のマルチフラップヒンジを採用し、少しでも強度を下げないようにするという考えもあり、、、なんと、マザーボード側に配置することにしたそうな。さらに、スマホで使われる、LDSアンテナを採用することで感度アップを狙ったそうだ。
安曇野工場には、店長野田も見学させてもらったことがあるが、Satimoと呼ばれる、アンテナメーカー並の、電波強度測定ルームなるものがある。そこで、綿密な検証を重ね、最適なアンテナ配置に成功。結果、、、
3×3搭載と言われる他PCよりも、とてつもなく高感度を実現。
笠井氏は、口が硬く教えてくれなかったが、、、店長野田独自取材により、A社は、MacbookPro、B社は、Surface Pro 3と、特定。
●石からできてる、タッチパッド
最初聞いたとき、信じられなかったが。本当に石からできてるそうだ。
雲母片岩(うんもへんがん)(マイカ)を、うすーくスライスし、1mm厚で、タッチパッドとしている。
できの悪いタッチパッドは、押すたびにぺこぺこし、動きが一定じゃなかったりで、とにかく使いづらい。いろいろ素材を探した結果、雲母片岩1mm厚にたどりついた。当初は、タッチパッドメーカーの動作保証が0.7mmまでと。そこでソフトウェアから共同開発し、製品化にこぎつけたという。
●すんごい速いSSD
Z-Engine同様に、、、Zのパフォーマンスを大きく左右する、大切なパーツ、SSD。Duo13では、スタンバイ時でもWifi接続を実現する「Instant Go」に対応させるためにあきらめた「PCI Express SSD」。Zでは、ついに、Instant Goと、PCI Express SSDを、共存に成功。しかも、PCI Express SSD搭載のPro13よりもさらに高速な、第二世代PCI Express SSDを搭載。
Duo13にも搭載されている、一般的なモバイルPCのSATA SSDの、実に3.3倍の高速転送速度!
実際に、ギガクラスのデータ転送デモンストレーションを見せてもらったが、やっぱり、3倍ってのはすごいよ。3分かかるものが、1分で済んじゃうんだから。
この速度は、普段使いだけじゃなく、起動時も十分に体感できるぞ!
●高解像度、鮮やかさ、省電力の液晶ディスプレイ
液晶パネル。。。
Zシリーズ初となる、WQHD 2560 x 1440という、フルHDオーバーの高解像度パネルを搭載。
画質は、、、別会社になったから言えないけれど、トリルミナスディスプレイを名乗れるに十分のスペックだそうだ。
↑色域を決めるバックライトには、高演色LEDバックライトを新たに開発。従来は、青と黄色でLEDを構成。新開発のLEDでは、光の三原色をすべて含む、RGB(赤緑青)で構成。これにより、緑と赤の再現性が飛躍的に向上。
VAIO Zのディスプレイは、、、高精細で鮮やかなのだっ!
さぁ、ここで、問題になるのが。
ハイスペックディスプレイってことは、そりゃぁもう、電気食うでしょ?ってだれもが思うところ。そこで、VAIO開発陣は、こんな方法をとったのだ。
↑従来の液晶ディスプレイは、、、光が必要以上に広い角度で拡散していた。そこで、VAIO Zの液晶ディスプレイでは、視野角に影響しない範囲で、不要な角度に広がっていた光をぐぐぐぐぐっと必要範囲だけに集光したのだ。これにより、一般的なWQHDパネルから、なんと40%もの省電力化に成功したのだ。
高解像度、鮮やかさ、省電力の液晶ディスプレイ、ここに完成♪
●実機をさわってわかる、VAIO Zのすごいところ
↑会場外には、VAIO Zをいじりまくれるスペースが。
実際に動く、20台近くのVAIO Zがあったんじゃないかな?
実際にさわってみて、感動したポイントをまとめてみる。
●キーボードの打鍵感のよさに、静かさに感動
さすがに録音までしてないから、↑こんなグラフで説明するしかないけれど。。。
従来のキーボードが、、、ペチペチッ。
VAIO Zのキーボードは、、ぽふっぽふっ。
っていう印象。
「押し始めから押し切るまでの荷重カーブを、日本人の嗜好特性に合わせて作り込み、モバイルPCの限られたストロークでも、最高の打鍵感を実現」と、、、ほら、来たよ来たよ!日本人が日本人のためだけに開発したっていう、このフレーズ!!!!後述するボディ剛性の高さも打ちやすさに貢献していると思われるが、とにかく、気持ちよく打てるのよ。
また、耳障りとされる、2kHz以上の打鍵音を低減すべく、部品一つ一つを吟味し、作り込んだという。
●タッチパネルも、こだわり満載。
↑そもそも、、、クラムシェルPCと、タッチパネルPCを両立するのは難しいとされていたが、、、Fit Aシリーズで採用された、マルチフリップ機構が、見事にそれを解決した。ラバーヒンジがポイント。
↑会場で、ひときわ盛り上がっていた、タッチパネルガラスの耐久性デモ。
この手タレ、、、店長野田自身。そうなのだ、実際に、こすりまくってみたのだ。
しかも、、、できる限り体重かけてみて・・・。ちらちらと、説明員さんの顔色をうかがいつつ。。。
ところが、説明員さん、余裕の表情。このガラスの耐久性に、絶大な信頼をおいているのだろう。
このカギ、ゴム製じゃないのか?って疑ってしまうほど。こすれどこすれど、、、ガラスは相も変わらずピカピカのまま。これなら、安心して使える。このガラスもまた、旭硝子(株)との共同開発という。。。ほんと、Zって、オリジナルパーツばっかだな。
↑ペンの書き味としては、、、すでに、Duo13などでも、絶大なる高評価があるとおり、VAIO Zも、すばらしい。まさに、紙に迫る印象だ。
クラムシェル派な店長野田も、これなら、本気で使ってみたくなった。
マルチフリップ機構、強固なガラス、快適なペン、、、これらにより、クラムシェルPCでありながら、快適なタブレットPC操作が可能になったのだ。
さぁ、クラムシェル派のあなた!使ってみたくなったっしょ?
●すさまじい剛性が生み出す、「美」
見た瞬間、「きゃぁっ」と女子並みの悲鳴をあげてしまいそうになった、引張耐久試験の様子。液晶のかどっこをつまんで、、、さらに、あろうことか、重しとして鉄アレイをぶら下げて・・・。画面に映っているタイマー、、、どうやら、17時間が経過しようとしているようだ。ここまで剛性求める必要あるのか、ギモンだが^^;
その他、、、パームレストのはしっこを持つという、これまた、ノートPCとしては御法度な持ち方をしてみたが、、、明らかに強い。Zよりもハルカに軽い、11型Pro11ですら、そんな持ち方すると、全体がきしみ、少ししなるが。。。Zは、強いのだ。
その理由は、、、
アルミ×UDカーボン、、、VAIO独自のサンドイッチ構造
によるものなのだ。
ボトムは、UDカーボンを使用。キーボード面は、パームレストからキーボード部までが一体となったアルミ。これら二つを組み合わせることで、高い剛性を確保しているのだ。
↑また、天板にも高級感のあるアルミニウムを採用。
「表面に繊細な凹凸を生み出す特殊な研磨工程・ブラスト加工をすることで、落ち着いた金属の表情を持ち、しっとりと手になじみます。また、アルマイト処理が施された質感の良いブラックとシルバーのボディは、耐久性を併せ持ち、塗装がはがれる心配もなく安心です。」
そう、いったん、Fitの事は忘れよう。忘れてくれ。
このデザインが悪いんじゃないっしょ?Fitがなけりゃ、、、これがVAIO Zで初のデザインなら、OKっしょ?
実際さわってみると、なるほど、手になじむのは事実。写真で見るのよりは、ずっと高級感ある。Fit13Aは、ヘアライン加工で高級感を演出してたけど、それとはまた違った、上質なしあがりだ。見るだけじゃなく、是非さわってもらいたい。
●VAIO Zを知れば知るほど、思うこと
プレスリリースからはじまり、各社メディアさんの記事、、、そして、VAIO meeting 2015で、開発者さんはじめ、「中の人たち」からの生の声。おそらく、普通の方々よりは、ずっと、VAIO Zのことを知ってることになってるはずで。
そして、思うことは。。。
VAIO Zは、オーナーのために、とことん、「普通」を与えてくれる、まさに「究極の道具」なんだなぁと。「普通」とはどういう意味か?PCを使うってのは、必ず、なにか目的があるわけで。(買った直後はうれしくて意味なくさわったりもするけどねぇ。VAIOファンのあなた!あなたのことっすよ笑)そのとき、一切のストレスがなければどうだろうか?使いたいときに一瞬で起動し、一瞬でネットにつながる。検索するために打つキーは、音も静かで、なんの違和感もない。処理は一瞬で終わり、待つ時間がない。ちょっとした調べ物で、PCを開くのが煩わしいから、スマホで小さい画面をにらむなんてこともなく、手軽にさっとタブレットモードで使えてしまう。まさに、普段の生活の中に完全に溶け込み、あまりにも、フツーに使えてしまう、この道具。究極の道具とは、、、「普通の道具」だったりするんじゃないだろうか?「自分の手」のように。自分の手のごとく、なんのストレスもなく、いつでもどこでも使えるPC。それが、VAIO社が出した答え=VAIO Zなんじゃないだろうか。。。
自分の注文したVAIO Zは、おそらく2月26日発売日に届くだろう。そのVAIO Zを、あまりにもフツーに、日常で使っている自分の姿。自分の要求を、当たり前に、フツーにこなしてくれる、VAIO Zの姿。。。なんてことを、VAIO meeting 2015から、ホテルに戻りベッドの中で、ひとり妄想してたわけ。。。
す、すまぬ。とてつもなく、長文になってしまったが。
ま、いつものこと、、、最強に物欲メーターを動かしてくれた製品が出ると、こうなっちゃうのだ。。。
明日、店頭展示用のVAIO Zが、届くから、、、開梱レビューへつづく。。。
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