<実機レビューその1>「好きが高まる、手のひらシネマティック。VLOGCAM ZV-1M2」が、やって来た!
『VLOGCAM ZV-1M2』(ボディのみ)ブラック/ホワイト ソニーストア価格119,900円(税込)
『VLOGCAM ZV-1M2G』(シューティンググリップキット)ブラック/ホワイト ソニーストア価格136,400円(税込)
昨日6月23日(金)発売で、当店でも常設店頭展示中の、「好きが高まる、手のひらシネマティック。VLOGCAM ZV-1M2」。
発売日に、実機にはじめてさわったわけだが。想像以上に、しっかりと作り込まれたカメラであることに、少々感動。。。
先代「ZV-1」では、
↑公式Youtubeチャンネルでも、こんなメッセージで、初心者でも簡単だよーを強くアピールしていた。。。
↑今回の「ZV-1M2」でも、公式サイトでは、「イェーーい!」とでも言わんばかりの、ライトな撮影風景が。
確かに、手軽に撮影できるのは、間違いない!!専門的な撮影知識なくても、超簡単な設定で、映画っぽい、いい感じの映像が撮れたりする。
が、「ZV-1M2」は簡単お手軽だけじゃない!!!
先代「ZV-1」リリースから3年の間に培ってきた、αシリーズ、VLOGCAMシリーズの様々な機能、ノウハウが投入され、それら既存ユーザーが、手に取ってすぐ使えそうな慣れ親しんだUIに、スマホライクな直感的なタッチ操作を融合し、カメラ好きも満足できる内容に仕上がっている。。。
コンデジだし、簡単手軽だし、、、でも、意外と本格的。とまぁ、実機を少し使ってみただけで、こんな印象を持った。。。
前置きが長くなってしまったが、実機を見ていってみよう!
開梱
↑ソニー製品では当たり前の、エコパッケージ。
↑中も含めて、完全「紙」。
↑紙モノ以外の同梱品一式。
外観
↑レンズ左上には、丸い「録画ランプ」。録画時に点灯。
レンズは、ズーム倍率約2.5倍の18-50mm「ZEISS Vario-Sonnar T*」。先代は24-70mmだった。ワイド寄りになったことで、かなり自撮りしやすくなった。なにげに大きな変更だ!いや、進化だ!
↑操作周りも、αライクで、親しみやすい。
↑バリアングル液晶モニター。様々な撮影スタイルに対応できる。
↑バリアングル液晶モニターは、くるっとひっくり返して収納でき、画面保護にもなる。
沈胴式ズームレンズは、電源オフに合わせて沈胴し、レンズカバーが閉まる。
擦り傷気にせず、持ち運べるわけだ。。。
↑端子は右側面に集約。
↑USBは、、、待望のType-Cだ!!!!前モデルがmicroUSBだっただけに、これはうれしい。
↑ボトム、、、見る人が見れば、、、特に、先代オーナーさんが見れば・・・ぬぉおおってなるだろう。
↑三脚つけたまま、バッテリー&メディアにアクセスできる!!!
当たり前のようだが、先代では、できなかった・・・。
スマホとの親和性
スマホが必須といわけではなくて、スマホがあると、さらに便利だよ!
最初に電源入れると、スマホ接続画面が表示される。もちろん、スマホ接続しなくてもOK。
↑新ソニー謹製カメラアプリ「Creator’s App」のインストールを促される。
↑Creator’s Appをすでに使ってる人は、今使っているカメラが表示されてるはず。右上のカメラ+ボタンで、カメラを登録する。スマホ画面に従って操作すれば、迷うこともないはず。
↑登録完了したが、「次へ」と、まだなにかやらされそうな雰囲気。。。
↑カメラの機器名称変更や、自動電源OFF温度を「高」にするほか、、、カメラの時計もスマホからできてしまうのだ!!
カメラさわることなく、初期設定が終わるわけね。
カメラの名称は、複数台持ってる人や、、、「愛着目的」の人には、変更をおすすめ^^
↑スマホ登録完了!
ちなみに、複数カメラを登録してる人は、この画面で、「>」「<」この矢印を目印にして、スワイプすれば、登録カメラが表示され、、、
↑「このカメラに切り替える」を1タップで、切り替わる。使い勝手イイ。
さて、、、「ZV-1M2」で、リモート撮影してみよう。「リモート撮影」ボタンを1タップして、10秒足らずで、、、
↑映った!しっかり、瞳AF効いてます。
↑撮影モードの変更なんかもできる。
残念なのが、横画面にもできるが、UIは、縦のまま。。。Xperia 1 Ⅴでは、専用カメラアプリが、縦UI対応になって歓喜だったんだが・・・。スマホアプリだけに、アップデートに期待。
モニター操作画面
↑画面両脇縦に操作ボタンが並ぶ、タッチパネルの液晶モニター。
ほとんどの操作は、タッチパネルで、直感的に操作できるようになっている。
↑ISO操作も、タップして、スワイプ。
↑ZOOM操作は、物理レバーの他、タッチ操作でもOK。等倍、1.5倍、2倍と、ダイレクト操作できるのも、タッチ操作のメリット。
↑αUIの、「Fn」ボタン操作で表示される操作パネルも、物理ボタンの他、タッチ操作可能。
↑αの、最新UIの、「MENU」も、当然、タッチ操作も可能。
先代「ZV-1」比、「ZV-1M2」の新機能、新性能まとめ
・ズーム倍率約2.5倍の18-50mm(35mm判相当)のワイドズームレンズ
・シネマティックVlog設定→映画っぽい、いい感じの映像になる※S-Cinetoneは非搭載。
・インテリジェント3カプセルマイク→主役の声をクリアに。顔認識で、自動で前方or全方位とマイク指向性を自動切り替え
・タッチAE→タッチした場所の明るさを基準に自動で露出を設定
・動画撮影時のセルフタイマー
・複数人顔認識
・ショットマーク→撮影映像に付けたショットマークの前後(15秒30秒60秒)を切り出してスマホへ転送
・クリエイティブルック
・マイイメージスタイル→撮りたいものの映像を見ながら画面上のタッチ操作アイコンを使って直感的に、自分好みのテイストで撮影
・Type-C搭載
・シューティンググリップ装着時にもバッテリー交換がしやすいデザイン
・スマホアプリ「Creators’ App」対応
・音声読み上げ機能
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ということで、実機レビューその1として、基本的なところを見てみた。
先代から3年ぶりのモデルチェンジだけに、大きく進化した印象だ。
やはり、コンデジタイプのVLOGCAMということで、簡単手軽に撮影できるのはそのまま継承しつつ、αシリーズを持っている人も違和感なく操作できるような、UIの作り込みに、タッチパネル操作を追加し、さらに、使いやすくなっている。
さて、次回、その2では、機能面を見ていってみたいと思う。