<実機レビュー>ワイヤレスネックバンドスピーカー「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」。本日より、当店店頭常設展示開始。
ワイヤレスネックバンドスピーカー「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」ソニーストア価格39,600円(税込)
>ソニーストア
本日6月14日(金)発売の、ワイヤレスネックバンドスピーカー「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」の実機レビュー!
当店店頭でも、常設展示スタート!
ワイヤレスポータブルスピーカー2世代目。
型番もSRSから、シアター関連型番の「HT-」へ変更。さらに、「BRAVIA Theatre」が名称に使われ、BRAVIAファミリー、かつ、シアター製品であることを強調してる感。
開梱
↑パッケージはもう、、、これ以上のエコ化は無理なんじゃないかと。
モノクロ印刷で、質素でも簡素でもなく、シンプルなデザイン。
↑QRコードは、、、URL見ると、ヘルプ(WEB取説)だと思われるが、、、まさか、、、
↑そのまさか、、、取説付属せず。
ケーブル類は、USB-AーType-C(充電用)と、3.5mmステレオミニ(L字プラグ)ー3.5mmステレオミニ(ストレートプラグ)+Type-C変換ケーブル。
↑ちょっとめずらしい、ステミニ-Type-C変換アダプター付というのは、なかなかの英断。
例えば、テレビと、有線接続する場合は、3mくらいの長尺ケーブルが欲しい。Type-C変換アダプター付属のため、ネットでも簡単に入手できる、必要な長さのステミニーステミニケーブルを調達するだけでいい。
以前は、Bluetoothネックバンドイヤホンの有線接続用として、microUSBーステミニというケーブルはあったが、アダプター式じゃなかった。現在、microUSBは、Type-Cへと移行したため、今後は、Type-Cーステミニケーブルを使う機器が増えていくんだろう。その際は、Type-C変換アダプター仕様がデフォルトになるのか?ソニーさんが部品対応はじめたら、コールオンラインショップにて、部品販売スタートする予定。
QRコード先の取説は、こちら↓
>BRAVIA Theatre U ヘルプガイド (Web取扱説明書)
外観
↑「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」は、左右のスピーカー部と、それをつなぐネックバンド部とはっきりとわかれたデザインに。
そのネックバンドは形状記憶式で、ほどよくしなやか。好みや首の形状にあわせて、くいっとできるのも、装着感のよさにつながっている。
ちなみに、前モデルのネックバンド部は、多少のしなりがある程度だった。
前モデル「SRS-NS7」より、コンパクトになり、50g軽量化(約268gになった)され、首肩への負担が軽減されている。手に持っただけで、前モデルとの違いは感じるが、実際に装着してみると、数字以上に違いを感じる。装着感の向上によるものか。
↑裏面は、クッション性のある、合皮製。軽量な本体でどれほど役に立つのか?と言われそうだが、前モデルの樹脂製よりは、肩への当たりがソフトになるのは間違いなし。特に、、、鎖骨が脂肪に埋もれてない人^^;には、大きな効果。。。
「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」では、前モデルのようなパッシブラジエーターは非搭載となっている。体に振動を伝えるような低音を楽しむのではなく、より立体音響、音質を楽しむという方向性に変更されたのでは?
新機能「Speaker Add」は、2台のネックバンドスピーカーを同時に使用する機能。まず、ペアリング済みの1台目の「マイクミュート/ADDボタン」を長押し後、同様に2台目のボタン操作で、2台同時利用が可能。
※「Speaker Add」利用時は、コーデックがSBC固定、マルチペアリング使用不可、有線接続使用不可、映像との音ずれの可能性あり
スマホ接続は必須!と言いたいが・・・
BRAVIAファミリーになりながらも、スマホアプリは、ヘッドホン用の「Sony|Headphones Connect」アプリを使う。
イコライザー、360用の設定、2台の機器と同時接続の「マルチポイント」設定、そして、ソフトウェアアップデートで、このアプリのお世話になる。
複数台の機器を、切り替えながら使用する場合は、このアプリを使うことで、切り替えが楽になるし、、、テレビの音を楽しみながら、、、スマホ着信があったときは、シームレスにスマホで通話へと、移行できるというメリットもある。
が、、、テレビにしか使わない。という場合などでは、手っ取り早く、スマホなしでもいいかと。
別売りとなったワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」は、条件付きで必須!
ワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」ソニーストア価格8,800円(税込)
本モデルでは、別売りとなった、ワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」。この役割は、以下の2点。
・Bluetooth非対応で、光出力があるテレビに接続することで、Bluetooth接続が可能になる→「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」も使えるようになる。
・型番が「XRJ-」ではじまる、認知特性プロセッサー「XR」搭載BRAVIAとの組合せで、立体音響が楽しめる。
Bluetooth非対応テレビと、BRAVIA上位モデルに、必須と言える、アイテムなのだ。
Bluetooth非対応テレビの場合は、「WLA-NS7」を接続することで、「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」以外にも、一般的なBluetoothイヤホンヘッドホンが使用できるという、実は、なかなかすごいアイテムだったりもする。
BRAVIA上位モデル=「認知特定プロセッサーXR」搭載モデルとの組合せにより、本領発揮となり、「ありなしでは、完全にベツモノ」というほどの、サラウンド感、立体音響が、楽しめるようになる。XR搭載BRAVIAユーザーには、「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」接続時、必須中の必須アイテム。
新たに、有線接続対応
付属のケーブルを挿すと、自動的に、有線接続モードに切り替わり、ケーブルを抜くと、Bluetoothモードになる。スイッチ操作は不要。
有線接続時でも、バッテリー駆動。
ゲーミング用途など、音声の遅延が一切許されない場合なんかには、有線接続が有用。
接続は、変則的な、Type-Cーステミニだが、変換アダプターのおかげで市販のステミニケーブルが使用できる。必要な長さのステミニケーブルを使うことができるわけだ。
フィッティング
「アジャスタブルネックバンド機構」という名称のとおり、形状記憶のネックバンドで、首の太さや、好みにあわせて、調整の自由度が高い。ぴっちりフィットさせるというよりは、ラフに載っけて使う感じがよさそう。
音質
久しぶりに、Netflixで、「ブラックリスト」を楽しんでみた。
すでに、前モデルの展示品も販売してしまっており、比較試聴とはいかないが、前モデルはよく使用していたので、そのときの記憶を頼りに。。。
まず感じたのは、、、パッシブラジエーターなしでも全然OK。低音が弱いこともない。むしろ、体への振動を嫌う人(店長野田はまさに。映画館の振動機能椅子は超苦手)にとっては、より自然に感じるだろう。
また、これは、前モデルと同じだが、、、周りへの騒音配慮はなし。そもそも、そういう製品ではない。テーブルの上に置けば、Bluetoothスピーカーとして、みんなで楽しめるレベル。お手元スピーカー代わりにも使える。
音の解像感や、全域にわたるクリア感も、前モデルより、はっきりとわかる進化。
いつぞやの家電芸人出演のテレビ番組により、大ヒットモデルへと導かれた、白いヤツ「SRS-WS1」。持ってる人も多いと思うが、あれは、耳下から、耳へめがけて、ストレートに音を放り込むというイメージで、音の広がりというよりは、迫力が特長。周りへの音漏れは盛大にあるが、「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」ほどではなかった。
「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」は、音の広がりや、音質を最優先した印象。音のクオリティ全般では、「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」が、明らかに上位モデルだ。
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ワイヤレスネックバンドスピーカー「BRAVIA Theatre U(HT-AN7)」ソニーストア価格39,600円(税込)
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ワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」ソニーストア価格8,800円(税込)
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