<実機レビュー>2日間使える長持ちバッテリー搭載の『Xperia 10 VI(XQ-ES44)』
Xperia 10 VI(XQ-ES44)ブルー/ホワイト/ブラック
ソニーストア価格69,300円(税込)
最短お届け日7月5日(金)頃
>プレスリリース
>Xperia 10 Ⅵ公式サイト(先行予約受付中)
>Xperia SIMフリーモデル発売記念キャンペーン(5,000円キャッシュバック)(9月9日(月)まで)
>Xperia 10 Ⅵ専用カバー「Style Cover with Stand for Xperia 10 VI (XQZ-CBES)」
最近のスマホは高ぇよ。と、お嘆きのあなた。是非、Xperia 10 Ⅵを購入候補にいれてみてほしい。
高性能はいらないけど、バッテリーを気にせず、片手で、気軽に使いたい。まさにそんな人向けのスマホに仕上がっている。
外観
カラバリは、ブルー/ホワイト/ブラックの、3色。「シンプルで軽やかなデザイン」と、ソニー公式サイト。3色とも、エアリー感のある優しい色合い。
↑元々出っ張りの少ない2眼レンズが、なだらかな曲線でデザインされて、やわらかな印象だ。
手に取ってみると、パウダー感のある表面仕上げに加えて、外周のほどよく効いたエッジにより、滑りづらく、安心して持てる。
進化したカメラ性能&カメラアプリ
3眼レンズから、2眼レンズへと大きく変更。ハイエンドスマホ「Xperia 5 Ⅴ」で初搭載された仕組みだ。ちょっとした工夫で、画質を損なわず、2眼レンズながら、3眼レンズと同じ3画角カメラと言える。
まず、記録画素数は、スマホ(上位モデルのXperiaでも)としては十分な1,200万画素記録だ。
2つの画角を担当するのが、下側レンズ。下側レンズには、4,800万画素センサーを搭載し、1倍画角では、4,800万画素をピクセルビニングで1,200万画素記録。2倍画角ではクロップ(切り出し)して1,200万画素記録。デジタルズームしてるわけではないから、実質、画質の劣化がない。
これで、上側レンズとあわせて、2眼レンズながら、3画角カメラとなるわけだ。
※ちなみに、焦点距離表示すると、超広角16mm、広角26mm/52mmとなる。
Xperia 10 Ⅵには、物理シャッターボタンが搭載されていないが、↑電源キーを素早く2回押すことで、カメラアプリが起動する。画面ロック状態からでも、使える。
↑また、カメラアプリの設定で、「音量ボタン」をシャッターにしておけば、物理シャッターボタンとして使用できる。(半押しによるフォーカスロックはできないが)
また、カメラアプリが、刷新され、Xperia 1 Ⅵと同様のUIになった。(機能は簡略化)
カメラアプリは、わかりやすくなった。モードは、パノラマ、ぼけ、写真、動画、スローの5つ。タップ or スワイプで切り替える。Xperia 1 Ⅵの「プロ」モードや、「その他」(テレマクロ、ぼけ動画など)は、非対応。
タッチフォーカス時、明るさ、色合い調整用のスライダーが表示され、好みの設定が簡単にできる。
↑歯車アイコンタップで、よく使う、縦横比、タイマー、フラッシュの設定画面が、また、メニューボタンからは、カメラアプリの設定画面が開く。
↑ぼけモードで、手軽にぼけ撮影ができる。スライダーでぼけ具合を見ながら。強弱調整できる。
↑カジュアル/クリエイティブで、好みの仕上がりにできる。手軽。
↑動画モードにしなくても、シャッターボタン長押しで、動画撮影がはじまる。ボタンから指を離すと録画停止。鍵マークへスワイプすると、録画が固定される。
ここで、どうしても気になるのが・・・。
iPhoneでもそうなので、スマホ界隈での流れなんだろうけど、、、
「画面内シャッターボタン長押し」は、「物理シャッターボタンの半押し」と同じく、「フォーカスロック」にしてほしい。Xperia 1 Ⅵでも同じ挙動になったが、Xperia 1 Ⅴまでは、画面内シャッターボタン長押し時は、フォーカスロックで、、、離せば、シャッター。という仕様。これなら、フォーカスがきちんとあったかどうか確認してから、安心して、シャッター切れる。
タッチフォーカスでは、あくまで、フォーカス点を決めるだけで、フォーカスが合ったかどうかは不明。そのまま、シャッター切るしかない。「カメラ脳」の人には、すごく違和感じゃないだろうか。せめて、「長押し=動画」 or 「長押し=フォーカスロック」を、設定変更できるようにしてほしい。Xperia 1 Ⅵでは、物理シャッターがあるからなんとかなるんだけど。
↑Xperiaの便利な機能、、、Googleレンズ連携(正式名称は不明)
「Googleレンズ」アプリが、あるけど、それを起動しなくても、1タップで、Googleレンズモードになり、
↑Google画像検索してくれる。日常、、、猛烈に重宝している。
バッテリーは、長持ち&長寿命
Xperia 1 Ⅵなど、フラッグシップモデルクラスと同容量の5,000mAhのバッテリーを搭載。「2日間使える長持ちバッテリー」をうたい文句にしており、まじで、電池持ちがいい。ブログレビュー用に散々さわりまくり、ベンチマーク、音楽再生、動画再生など、ヘビーユースしてしまったが、ほんとに、持ちがいい。
バッテリー持ちがいいだけじゃない!3年後も快適に使える、長寿命!!!
CPUの進化で、速度も、動画連続再生時間も向上
Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platformを新たに搭載。
ベンチマークソフトでは、トータルスコアは、Xperia 10 Ⅴ比16%ほど向上。
また、動画連続再生時間も、Xperia 10 Ⅴ比約10%向上。
オーディオ性能も、抜かりなし
Xperia 1 Ⅵ同様、Xperia 10 Ⅴも、スピーカーは妥協せず、横位置での左右スピーカーは、どちらかがメインサブでもなく、配置も均等に。左右セットで、ステレオスピーカーだ。前モデルよりも、音圧、音質ともに向上。
また、3.5mmイヤホン端子も引き続き搭載しており、これまた、Xperia 1 Ⅵ同様、左右のクロストークを軽減するなど、前モデルより音質向上。
Bluetoothは、LDAC対応。
DSEE Ultimateにも対応し、ストリーミング楽曲、圧縮音源なども、高音質化。
まとめ
デキのよかった先代「Xperia 1 Ⅴ」から、着実に進化した「Xperia 1 Ⅵ」
CPU進化による基本スペックの向上、カメラ性能向上、カメラアプリ進化、オーディオ性能向上と、全体的にさらなる進化を遂げた。バッテリー性能も引き続き優秀。
通知パネル進化、片手モード、サイドセンス、電源メニューカスタム、、、使い勝手面でも、上位モデルと遜色なし。
(参考)スペック一覧
CPU | Snapdragon6 Gen 1 Mobile Platform |
---|---|
メモリ(RAM/ROM) | 6GB/128GB |
外部 | microSDXC(TM)(最大1.5TB) |
ディスプレイ | 約6.1インチ/有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile/FHD+ |
Dual SIM | nanoSIM/eSIM(デュアルSIM仕様:DSDS/DSDV) |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac Bluetooth:ver.5.2(LDAC対応) |
その他性能 | 防水/防塵防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X) |
おサイフケータイ | |
NFC | |
指紋センサー | |
3.5mmオーディオジャック(4極ヘッドセット〈CTIA規格準拠〉対応) | |
ワイヤレス充電非対応 | |
フルセグ/ワンセグ 非対応 | |
FMラジオ 非対応 | |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約68mm×約155mm×約8.3mm |
重量 | 約159g |
電池容量 | 5,000mAh(内蔵電池) |
LTE対応バンド | Band 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 28, 38, 41, 42 |
5G対応バンド | n3, n28 , n77, n78, n79 |
カメラ | メイン 16mm(超広角)有効画素数約800万画素/F値2.2、 26mm/52mm(広角)26mm撮影時有効画素数約4800万画素(記録画素数約1200万画素)/F値1.8、 52mm撮影時有効画素数約1200万画素(記録画素数約1200万画素)/F値1.8 |
フロント 有効画素数約800万画素/F値2.0 |