<新製品>大口径中望遠単焦点レンズ Gマスター『FE 85mm F1.4 GM II』(SEL85F14GM2)

大口径中望遠単焦点レンズ Gマスター『FE 85mm F1.4 GM II』(SEL85F14GM2)9月20日(金)発売
市場推定価格300,000円(税込)前後
8月30日(金)ソニーストア先行展示開始
9月3日(火)10時より予約販売開始予定

製品ページ(先行予約販売)
プレスリリース
先行展示情報
撮影サンプル

本日8月29日(木)深夜1時、大口径中望遠単焦点レンズ Gマスター『FE 85mm F1.4 GM II』(SEL85F14GM2)が発表された。
発売日など日程や価格などは、上記のとおり。

前モデルは、2016年誕生の、初のGMレンズ3本のうちの1本。他は、2470GM、70200GMで、どちらも、すでに、Ⅱ型が発売済みなのは、ご存知のとおり。つまり、、、最古のGMレンズ最後のモデルチェンジというわけだ。さすがに、モデルチェンジを待つ声は、すさまじかった。

α7RV 85mm 1/1000 F1.4 ISO100

レンズ構成:11群14枚
最短撮影距離:0.85m(AF)、0.80m(MF)
最大撮影倍率:0.11倍(AF)、0.12倍(MF)
焦点距離:85mm
フィルター径:77mm
大きさ:最大径84.7mm × 長さ107.3mm
質量:約642g

前モデルで指摘されていた、大きさ、重量、AF性能(速度、モーター音)、色収差を、しっかりと改善し、解像感や自然なぼけは引き続き両立。

↑マウント近くもかなり細くなり、グリップとの間隔も広がり、ホールドしやすくなった。

前モデルでは、AF駆動用として、リングドライブSSMを採用していた。今では、AF速度、AF時の振動や音が気になるが。
本モデルでは、最適化された2基のXD(extreme dynamic)リニアモーターを搭載し、従来比で最大約3倍のAF高速化を実現。動体追随性も従来比で最大約7倍まで向上。また、α9 IIIの最高約120コマ/秒(前モデルは20コマ/秒)のAF/AE追随高速連写にも対応。

ILCE-9M3 Fill-flash 85mm 1/2500秒 F6.3 ISO125

進化したAF性能や連写性能で、これまでは撮影できなかったシーンも、撮影可能に。鳥撮影なんかも楽しめそう。

『FE 85mm F1.4 GM II』レンズ構成図
『FE 85mm F1.4 GM II』MTF曲線
前モデルMTF曲線

前モデルとのMTF曲線比較でも、中心部や周辺部でも大きく改善していることがわかる。

ILCE-7RM5 85mm 1/250秒 F1.4 ISO200

鮮明なピント面から、よりなだらかにつながる、柔らかくとろけるようなぼけ描写。
色収差など諸収差を軽減する最新の光学技術により、前モデルから一層なめらかで自然なぼけ表現が可能に。また、2枚のXAレンズが球面収差を正確に補正するだけでなく、ぼけ像内に発生する同心円状の輪線を防止。高い解像性能と自然で素直なぼけ味を実現。

1. フォーカスリング
2. フォーカスホールドボタン(レンズ上部およびレンズ左側面)
3. フォーカスモードスイッチ
4. 絞りリング
5. アイリスロックスイッチ(レンズ右側面)
6. 絞りリングクリック切り換えスイッチ(レンズ右側面)

絞りリングクリックON/OFFスイッチ、ブジージング補正対応、リニアレスポンスMF、120fps撮影対応、、、そして、小型軽量化により、動画撮影にも使える!

以下プレスリリースより。

  • 超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズ2枚、ED(特殊低分散)ガラス2 枚を含むエレメントを効果的に配置することにより、色収差など諸収差を低減し、画面中心から周辺部分まで高い解像性能を実現。
  • レンズ全面に均一な薄膜を施すソニー独自の「ナノARコーティングII」により、逆光時でもゴーストやフレアを大幅に抑制し、クリアで抜けの良い描写が可能。
  • 11枚羽根の円形絞りや、設計および製造工程における球面収差の最適化などにより、Gマスターならではの美しくやわらかなぼけ描写を実現。
  • 本レンズに最適化された2基のXD(extreme dynamic)リニアモーターの搭載により、従来比※1で最大約3倍※2のAF高速化。
    動体追随性も、従来比で最大約7倍※3に向上。動きの速い被写体でも高速・高精度・高追随かつ静粛なフォーカシングが可能。
  • フルサイズミラーレス一眼カメラ『α9 III』の最高約120コマ/秒のAF/AE追随高速連写にも対応※5
  • 最新のレンズ設計技術により、フィルター径φ77mm、最大径84.7mm、長さ107.3mm、質量約642gに抑え、従来比※1で体積は約13%※4、質量は約20%※4の小型軽量化を実現。
  • マニュアルフォーカス時のリニア・レスポンスMFの採用により、高品位な映像表現が可能。
  • フォーカス中の画角変動(フォーカスブリージング)を抑制し、動画に求められるなめらかな表現が可能。
  • αシリーズカメラの「ブリージング補正機能」※6にも対応。
  • αシリーズカメラの手ブレ補正「アクティブモード」※7に対応し、高い手ブレ補正効果を実現。
  • 側面と上面の2カ所に配置したカスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンをはじめ、絞りリングや絞りクリックON/OFFスイッチ、アイリスロックスイッチ、フォーカスモードスイッチなど使い勝手にこだわった機能を搭載した高い操作性。
  • 防塵防滴に配慮した設計※8、レンズ最前面への汚れが付きにくいフッ素コーティング。
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