<日本未発売実機レビュー>プロフェッショナル向けリファレンス密閉型ヘッドホン「MDR-M1」(前編:外観、購入方法)
プロフェッショナル向けリファレンス密閉型ヘッドホン「MDR-M1」(日本未発売モデル)$249.99
>米ソニー
2024年9月、海外発表された、プロフェッショナル向けリファレンス密閉型ヘッドホン「MDR-M1」。結局、日本では発売されないそう。でも、どうしても、聴きたい。どこかで聴けないか?未発売、売れないものを試聴できる店なんかねぇだろ、フツー。
ってことで、海外からお取り寄せ購入してみた。そして、、、店頭試聴できるようにした(店的にはまじで無駄^^;)
おさらい
ところで、プロフェッショナル向けモニターヘッドホンのラインナップは、日本と海外では異なっていて、、、
※MDR-MV1は、海外国内ともに販売しているが、今回は少々系統が違うので、除外してる。
※イヤホンでは、唯一「MDR-EX800ST」がモニター用として販売されているが、イヤホンなので除外。
●海外(米ソニー)
・MDR-M1(←リンク先は、米ソニー)(青帯)
・MDR-7506(青帯)
●日本
・MDR-M1ST(赤帯)
・MDR-7506(法人モデル扱い。ソニーストア取り扱いなし)(青帯)
・MDR-CD900ST(赤帯)
↑合計すると、4種類のプロフェッショナル向けモニターヘッドホンが存在するわけだ。
わかりし人には今さらだが、、、ヘッドホンハウジング部に貼られているステッカー的なやつが、青色か、赤色かで、通称、青帯、赤帯と呼ばれたりしている。不思議なことに、製品に貼られている、説明的なシールやステッカーって、みんなすぐ剥がすのに、このヘッドホンたちの、赤、青のシールって、剥がさないんだよね^^;
上記の通り、海外では、青帯のみの販売となっている。一方、日本では、赤帯のほうが人気が高く、唯一の青帯は、「法人モデル」扱いとなっており、ソニー公式サイトでも、「法人のお客様」ページのみに掲載され、あまり、一般の人の目には触れずらくなってたりする。が、アーティストさんの中には、宇多田ヒカルさん他、青帯を好んで使う人もいたりと、、、まぁ、完全に好みなんだろうけど、ややこしい。(Youtubeの、THE FIRST TAKE 見てると面白いよ。アーティストさんの好みのヘッドホンがわかる^^)
開梱&外観
↑本体の他、紙モノ2種と、ステミニ、標準プラグの2種類のケーブルが同梱される。
「MDR-M1」は、国内の「MDR-M1ST」を省略した言い方なのかと勘違いしそうだが。非常に外観も似ていて、もし、日本でも発売したら、かなり混乱しそう。リケーブルできる点も同じ。
ということで、個人的にも、ヘッドホン好きの人にも、型番末尾の「ST」の有無で、なにが違うのか?どう音色が違うのか?この点が気になってしょうがない。ということで、まずは、2モデルの外観を比較しながら見ていく。
↑赤、青の違い、型番の違い以外、、、見分けはつかん!両方揃うと、まじで、青、赤のシールは剥がしちゃいかん!
↑あれ?ドライバーが、透けてる、透けてないの違いが・・・
↑イヤーパッドをはずしてみたら、、、色が違う。ドライバー自体に違いは・・・わからん。見た目は同じ。ただ、それを保護しているカバーとその周辺の色が違う。。。見た目はそれだけしかわからない。また、イヤーパッドのネットが違う。MDR-M1のほうが、濃く見えるから、ドライバーのカバーが白いのが、わからなかったのか。隠すため?じゃぁ、なぜ、白くした?
リケーブルでも、被覆の色を変えるだけで音が変わるという話だが、ドライバー周辺の色の違いで音色は異なるのか?調べようがないけど^^;
↑おっと、外観の違いを発見!イヤーパッドの厚みが違う!!!
実際のフィッティングの印象もずいぶん違う。遮音性も、イヤーパッドが分厚い「MDR-M1」のほうがいいような気がする。
ただ、、、ミュージシャンの方々は、より音を近くに感じるため、イヤーパッドが薄いことで有名な、「MDR-CD900ST」ですら、手で押さえつけて、ドライバーを少しでも耳に近づけて、聴こうとするらしいし。どっちがいいかは一概には・・・やっぱり好み?店長野田は、厚めのフカフカのほうが好み。
ちなみに、イヤーパッドは、それぞれ付け替え可能。↑MDR-M1STの片方にだけ、MDR-M1のイヤーパッドを付けてみた。M1のほうを部品取り寄せは・・・そもそも割高すぎるか・・・。
購入方法
ずばり、、、eBayを使って購入した。
>eBay
販売店は注文が来たら、ebayに送り、国際輸送は、ebayが代わりにやってくれる。という仕組み。
ページ、注文手続き含め、全部日本語だった。やや不自然な部分もあるけど^^;
↑米ソニーの表記で約250ドル。eBayの出品者が200ドルの値付け。(現在は、少し値が上がってるね)これに、送料約70ドル、税金約27ドル、関税無料が、プラスされて。合計約300ドル。日本円で、48,453円。
MDR-M1STが、ソニーストア価格34,650円(税込)であることを考えると、相当割高^^;
音質については、後編をお待ちいただければだけど、、、確かに、違いはある。音は完全に好みの部分が大きいため、どうしても、MDR-M1STじゃなく、MDR-M1がいいんだ!って人は、そのくらいの価格差なら買ってもいいんじゃないかと。ただし、修理は、発売国でしかできないので、難しいということは、理解しておくべし。
後編へつづく
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