手ブレ補正を効かせながら、ピント拡大して、マニュアルフォーカスで撮影しよう編

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オートフォーカスなら、何も考えず、レリーズボタン半押しで、合焦→さらに押し込み撮影。まぁ、当たり前。 
これが、マニュアルフォーカスだと、ちょっといくつかテクニックというか、ポイントがあって。

●まえおき。。。

マクロ撮影するとき、、、 
STFレンズのような、オートフォーカス非対応のレンズで撮影するとき、、、 
なにがなんでも、オートフォーカスが嫌いな人、、、

とまぁ、最近では、オートフォーカス性能があがってるから、マニュアルフォーカス使う時って、かなりレアケースになってきてるけどねぇ。

そんなマニュアルフォーカス撮影時、、、どうしても、ファインダーにしても液晶画面にしても、小さい面積を目視で確認するからあわせづらい。 
そこで、「ピント拡大」機能ってので、画面を拡大してやれば、あわせやすい。 
※ピント拡大は、確認用。実際に拡大された状態で撮影されるわけではないので。

さらに、その「ピント拡大」しつつ、α7Ⅱの手ブレ補正機能をあわせれば、、、そりゃぁもう、より一層フォーカス合わせやすくなるよねー。

●注意が必要なことが・・・。

ご存知の通り、レリーズボタン半押しって、、、もっとも最優先される操作。 
メニューで設定してようが、撮影写真をプレビューしてようが、、、そして、ピント拡大中だろうが、、、レリーズボタン半押しすればすべてキャンセルされて、撮影画角になってしまう。また、、、その半押しすることで、手ブレ補正機能が動作するってのも今回の大きなポイント。 
ということで、今回の目的、ピント拡大しながら手ブレ補正機能使うには、「操作する順番が大切」ってこと。 
つまり、、、レリーズボタン半押し=手ブレ補正機能オン→ピント拡大して合焦。

この順番ってことっすね!

●設定

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↑まずは、ピント拡大時間を無制限にする。っていうか、、、α7Ⅱではこれが工場出荷状態になってるんだね。α7では確か2秒になってた気がするが。 
それと、MFアシストの項目は「入」に。

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↑ピーキングレベルは、、、中か高がよろしいかと。実際に使ってみてお好みで。 
また、ピーキング色は、ホワイト、イエロー、レッドってあるけど、これもお好みで。個人的には、レッドの方がわかりやすくて。 
(関係ないけど、オートレビュー。これは切にしておくと、手動で連続シャッター切るときに、その都度プレビューされるのを防ぐことができる。)

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↑Eマウントではあまり使われないと思う(理由は後述)「ピント拡大」機能は、いちいちメニュー開くなんてことはやってらんないから、カスタムキー設定で、好みのキーに割り付ける。 
ご参考までに、、、コントロールダイヤルの中心にある、「中央ボタン」に割り付けると結構使いやすい。というのも、ピント拡大操作は、全画面状態で拡大ポイントが四角い枠で表示され、その枠を拡大したいところに上下左右移動し、中央ボタンで決定。ってことで、「ピント拡大」を中央ボタンに割り付けてしまえば、最初から最後まで、右手親指の移動がほぼなくなり、手探りだけで完結できる。

また、フォーカスモードも、割り付けしとくべし(これも理由は後述) 
(本来の瞳AFはC3へ移動。もう一声望遠が欲しいときに頻繁に使用するデジタルズームは、C4へ割り付けている。C1もよく使う) 
(またまた、関係ないけど。コントロールホイール。。。従来は、ISOが割り付けられてたけど。結構間違って操作しちゃうんだよね。勝手にISOがめちゃくちゃな数字になってて、焦る。ってことで、α7Ⅱでは、未設定にしてくれてる。。。と思う)

これで、準備OKで、あとは、人間の操作。

●手ブレ補正効かせながら、ピント拡大で、マニュアルフォーカスで撮影しよう。

実は、、、まだ、注意点があって、、、

レンズによって、大きく分けて、3パターン(厳密には4パターンか)の操作方法があるのだ^^;

●Eマウントレンズ

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AF/MFスイッチがレンズ本体にない「SEL30M35(30mmマクロレンズ)」と、 
AF/MFスイッチがレンズ本体にある「SEL70200G(70-200mmズームレンズ)」で、試してみたが、、、全く同じ操作で大丈夫だった。

MFアシスト「入」になってれば、特に操作で意識するのは、半押ししてから、フォーカス操作。この順番だけ。フォーカス操作時に、MFアシストが働き、自動でピント拡大されるから楽ちん。

カメラ本体の設定で、「MF」を選択 or AF/MF&AEL(もちろん、スイッチはAF/MF側)を押しながら or AF/MFスイッチがあるレンズではMFに。どの方法でも、マニュアルフォーカスモードになってさえいればOK。

●Aマウントレンズ(STFレンズをのぞく)

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AF/MFスイッチがレンズ本体にない「SAL50M28(50mmマクロレンズ)」と、 
AF/MFスイッチがレンズ本体にある「SAL50F14Z(50mm単焦点レンズ)」で、試してみたが、、、全く同じ操作で大丈夫だった。

Aマウントレンズと、Eマウントの一番大きな点が、、、MFアシストは効かないから、ピント拡大はマニュアル操作。だから、↑でご紹介したとおり、カスタムキーにでも割り当てしとかないとね。 
また、、、AF/MFボタンも、ピント拡大とは併用するはずがないってところもポイント。AF/MFボタン押下中のみMFになるから、その状態で、ピント拡大操作するってのは、親指が2本あるなら別だけど、、、難しいだろう^^;

ということで、

AF/MFスイッチがレンズ本体にないレンズは、α7Ⅱ本体設定でMFにし、半押ししてから、ピント拡大。

AF/MFスイッチがレンズ本体にあるレンズは、そのスイッチをMFにし、半押ししてから、ピント拡大。

●Aマウントレンズ STFレンズ

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オートフォーカス非対応、、、その変わり、世界で一番美しい「ぼけ」を描けるレンズ、SAL135F28(STFレンズ)

当然、AF/MF切替不要だから、ピント拡大して、半押し。以上。

●まとめ

詳細に書いたら、余計にややこしくなってしまった・・・。 
設定さえできてれば、、、

Eマウントは、MF(ピント拡大は自動)で、半押し。 
Aマウントは、MFにして、ピント拡大操作して、半押し。

まとめるとこんな感じ。

実際に使ってみるとわかる。MF時に拡大フォーカスがどれくらい役立つか。。。

あ、、、それと、最後になってしまったけど、、、ピーキング。 
フォーカスがあってるところの輪郭を強調するっていう、めずらしいわけでもない機能なんだけど。 
MF撮影では非常に頼りになる機能で、さらに、ピント拡大、、、そして、手ブレ補正機能をあわせて、トリオで使えば、超心強い。

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↑(すまん、ちょっと例が悪かった)通常時、ピーキングレッドで、こんな感じで、ピントがあってるところが、赤くなる。

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↑さらに、ピント拡大すれば、、、こ、これじゃ、すげーわかりづらいよね。スイマセン。本当は、わかりやすいんだぞ!^^;

ってことで、、、α7Ⅱで、マニュアルフォーカス撮影時は、

ピント拡大、ピーキング、、、そして、手ブレ補正機能

で、、、バリピンっす!!

※最後に

情報をお寄せいただいた、mgmix5さん、、、

店頭で、発見してくれた、キャノンユーザーさん、、、

ありがとうございました!

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